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火の魚^^
2010年03月16日 08:45
室生犀星の原作を脚色した、NHKのドラマに感動しました^^
直木賞作家が、自分の病気を気に、瀬戸内の小さな島で暮らしながら、作家活動を続けて10年後、一人の女性編集者が、彼の原稿を取りに
この島を訪れる所から、物語が始まる^^玄関先で、彼を見つけると
”あ~先生ですか?”と、彼女が挨拶したが、年齢が倍以上違う彼には
この、”あ~”が、気に入らなくて、追い返してしまう(笑)帰りの船
までの時間に、彼女は島の子供と、ワカメで砂浜に、龍の絵を書いた。
偶然この絵を見た彼は、雑誌社に連絡して、彼女を呼び寄せ、彼女が
劇団で、影絵を使った人形劇をしてる事を知った。
彼女を気にいった彼は、原稿を渡す替わりに、島の子供達に、影絵を見せたら、自分の担当にしてやると、提案する^^勿論、子供達の為ではなく、自分が逢いたいからだ^^
こうして、年の離れた二人の交流が始まるんだけど、この影絵が、実に見事で、ドラマでは僅かしか見れなかったが、実際は
スタッフが、島で観劇会を開いたそうです。(火の魚で検索すれば、見れますよ^^)
彼は、都会の喧騒を避け、金魚と暮らしてる^^
ある日、小説のいきずまりを彼女に指摘された事を切欠に、
今まで連載していた、この金魚を題材にした小説を終わらせる
そして、その単行本の表紙に、この飼っていた金魚の”魚拓を
使うと言い出した。そして、その魚拓を、彼女に撮れと命令する。泣きながら、まだ活きてる金魚を、朱色に染める彼女が
可哀相に想えた^^その事を切欠に彼女は、島に来ない。
気になって、出版社に連絡して、彼女がガンで入院してる事を
聞き、居たたまれなくなった彼は、10年ぶりに島を出て、東京の彼女を、見舞う。写真がそうだが、大きなバラの花束を抱えた彼の姿に、病院中の女性が、色めき立ったそうですね^^
自分の、非を詫びる彼に、彼女は、”私は、そんなに弱くない
と伝え、”私、今告白されてる気分”と、笑った。彼も、自分も同じだ”と、答える^^
帰りの船で、彼は、”あ~煙草が吸いたい~”とつぶやく^^
禁酒・禁煙の、初老の彼にも、春が訪れた^^
田舎暮らしの、僕を挑発するようなドラマでした(笑)
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