小林茂　追悼試合

オープン戦第３戦は、札幌ドームでのナイトゲームです。

試合前には、前日本ハムのピッチングコーチで１月１７日に急逝した小林繁氏の追悼セレモニーが行われました。

一塁、三塁両ベンチには、小林氏がそれぞれのチームで付けた背番号の入ったユニフォームが飾られ、また小林氏の生前の映像がスクリーンに映し出されます。

始球式を行ったのは、小林氏が以前、総監督を務めた少年野球チームのピッチャー。梨田監督が女房役を、打席には真弓監督が入り、それぞれが故人を偲んで試合が始まりました。

先発マウンドに上がったのはフォッサム。３回を投げて２安打無失点という結果に、真弓監督は「よかったね。球にも力が出てきたし、コントロールは元々いい。キレも出てきている」と目を細めます。

今日はボークも取られましたが、有走者でのピッチングについては「それはこれからでしょう。色々できるピッチャーだし、あまり心配はいらない。クィックもできる」と話し、ランナーの足の速さなど、データさえ頭に入れば「大丈夫」と太鼓判を押しました。

また２番手・メッセンジャーも１回を無安打無失点と好投を見せ、「カーブを投げたりしてたけど、ああいう球が混ざってくると、面白いね」と、こちらも真弓監督は手応え十分。

いずれも英語が堪能な城島がマスクをかぶりましたが、「うまくリードしてくれている」と、安心して見ていられたようです。

残念ながら６－３と敗れはしましたが、収穫も得られたゲームでした。