映画「オーシャンズ」よかったよ！

もう溜め息が出るくらい海の生き物が魅力的でした。

クラゲの群れがスクリーンいっぱいに泳いで華麗なる舞踏会って感じだったり、

クジラが潜水艦そっくりの迫力で浮上したり急潜行したり、

見渡す限りの物すごい数のカニが浜辺を大移動して兵隊の一斉突撃のようだったり、

シャチが海から飛び上がってまた水面に自分を叩きつけるのが飛び込み競技のような美技だったり、

サメと人間が並行して泳ぐのが何か心温まる絆のようなものを感じさせたり、（サメは怒らせない限り基本的に人間を襲わないそうです）

ザトウクジラの家族が協力して巨体でオキアミを追いつめてショベルカーのようにガバッと一飲みしたり、

沈没船が実は魚たちにとってとても居心地のいい楽園だったり、

マンボウやジュゴンがおっとりとした愛苦しさを振りまいてたり、

もう本当によくここまで撮影できたと思うほど素晴らしい映像の連続でした。

でもそういう生き物たちが環境の変化で減りつつある。

その警告の映画でもあるわけです。

もっと人間は海（に限らないけど）の生き物について知るべきだし、触れてみるべきだと思わされました。