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肉体派???

2010年02月08日 14:15

肉体派???

阪神新井貴浩内野手(33)が、宜野座ドームでのフリー打撃で快音を連発。秘密兵器として約970グラムの超重量バットを用意していることを明かした。横浜村田修一内野手(29)の960グラムを超える現在プレーしている選手のなかでは最重量バットを手に、ホームランキング復活を目指す。


 冷たい風が吹き込む宜野座ドームの片隅に、熱い汗が飛ぶ。新井が“相棒”との会話を楽しむかのように、1球、また1球と打球音を響かせた。

 「いろいろ試しながらです」

 約20分間のフリー打撃。右へ左へ、鋭いライナーが飛ぶ。感覚を確かめながらの丁寧なスイングは、大爆発の前兆。進化を遂げるスラッガーを新兵器がさらに後押しする。練習後に“球界最強の武器”を手にしたことを明かした。

 「970グラム近いのまで届いてはいる。968~69グラムくらいかな」

 今季のテーマは『アーチ量産&飛距離アップ』。最初の秘策がバットの重量化だった。昨季終了後に930グラムから960グラムまで10グラム刻みの4タイプを発注。1月中旬に手元に届いたバットを、自主トレで積極的に手に取ってきた。金本の940グラムを上回り、横浜村田の960グラムに並ぶ球界屈指の重量。キャンプイン後に届いたのは、それさえも超える“最重量超級”だ。

 「950グラムまでしか試していない。練習でも重いのを使うのはいいことです」

 現在は940~50グラムをお試し中。重量に耐える肉体も完成しつつある。腰のリハビリで満足なウエートトレができなかった昨年とは違い、年末年始も徹底的に下半身を鍛えてきた。目標にしていたスクワット150キロ×10回の目標も達成。1月下旬には「(体の状態が)去年より格段にいい」と話し、胸を張って沖縄入りした。

 「モデルは変えず、重さだけだから、シーズン中も体調に合わせて使い分けるかも」

 未知の領域に広がる可能性は限りない。2005年に43発を放ち、本塁打王に輝いた男も虎入り後は2年で23発。最強の相棒を手に、キングが今よみがえる

このデジログへのコメント

  • ヒロ 2010年02月08日 18:20

    今年の新井は期待出来るかな。城島もいるので重量打線期待したい

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