子供達から教わる大切な事

七月の中盤からの一番忙しい時期を
ようやく乗り切ることが出来ました。

思えば今の仕事を始めてから
もう一年が経とうとしています。
その間一度も「辞めたい」とは
思いませんでした。今も思っていません。

ただ新たなステージを目指すための
スタートに立つ準備は始めなきゃと
思っている部分はあります。

昨日はルームのお誕生会で、ちょうど
おやつ当番の日だったので、ケーキを
４５個も調達しなければならなくて、
ちょっと大変でした。

誕生会の時は、みんなで同じ遊びを
するというきまりになっていて、
昨日はドッヂボールでした。

僕はおやつの準備でキッチンから
外の様子を覗っていたのですが、
子供達が夢中になって、しかも
異年齢の子供達が一緒になって
遊ぶ姿を見ていると、自分も一緒に
混じりたくて仕方なくなってしまいました＾＾；

毎日子供達に囲まれて生活していると、
一人じゃいけないなぁって、しみじみと
感じてしまいます。人と人との関係の中で
傷つく事はたくさんあるけれど、
それでもやっぱり人の中にいなければ、
癒される事も無いんだなぁと思います。

たくさんの経験や知識を持った大人から
学ぶのではなくて、まさか子供から
こんなにも学ぶ事があるとは
思ってもみませんでした。

しかもそれは人間にとって一番大切な
学びなんですよね。

子供達が日々の生活から学んでいる事を
一緒になって学んでいるように思います。

年齢や立場で区切られた関係からは
決して学べない、人間関係の本来の
素晴らしさは、こんな所にあったんですね。
とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

多くの疲れた大人達に、あの子供達の
無邪気な様子を見て微笑んで欲しいと
思うくらいです。

人は人の中で生きているのだし、
人の中で生きていくのだから、
例え何もかもが手遅れでも、
「いま、ここから」新たに刻んで
行けばいい。

そう思います。

途中で挫折しようと、断絶しようと、
空白があろうと構わない。そして
それまでに積み重ねてきた経験を
無碍（むげ）にしない事で、
どんどん新しい事を吸収していけばいい。

傷つき疲れ果てたら
休まなければならないけれど、
それは無駄な時間じゃない。
絶対に必要な時間なんだと思えばいい。

外で元気に遊んでいる子供達を見て、
異年齢で体格も力も育ちも何もかも
違う子供達が、一緒になって無邪気に
楽しく、そして一生懸命になって遊んでいる。
そんな中に一緒に混じって遊びたいって
思えて、そしてそういう時間が
かけがえのない大切な時間だって思える、
そんな自分が今ここにいる事は、
きっとすごい事なんだと思います。

長文を最後まで読んで下さった方、
ありがとうございました。