頭のいい人

私の友達は、頭のいい人は、頭の悪い人をフォローしなくちゃならない、という。

ここでいう頭のいい人は、頭の回転が速くてよく気が付く人。

頭の悪い人は、要領が悪くて無駄な動きをする人。

例えば、飲み会の幹事だとか、仕事の場で。

そうじゃなくちゃ時間やお金が余計にかかったりするから。

でもそれって、経験にもよるものだと私は想う。

この飲み屋には、どこどこでクーポンがあるよ。

とか

この仕事には、まずこうしてからやるといい。

とか。

確かに、初めから考えて出来る人もいる。

でも何度か経験すればできる人もいる。

出来る人が、出来ない人を見て「こうすれば効率的なのに」とイライラするのもわかる気がする。

結局、頭のいい人には、相手の成長を長い目で見る「器」が必要だし、頭の悪い人（それを自覚している人）には成長しようっていう「向上心」が必要なのかなぁ。

でも、それがあるにも関わらず、やっぱり失敗を見てイライラするのは当たり前で。

我慢しているのは「頭のいい人」っていう構図が出来上がっていて。

頭のいい人のなかでも「こんなに我慢しているのに、どうして」っていう人が何人かはいて。

私はプライドが高い方らしいから「こんなに頑張っているのに！」というようには思わないようにしているけど。

時には思いたくもなる。


「バカはバカなりに考えてよ」

この一言は私の少しの自信と、自尊心を傷つけるのに、十分な一言だった。