悪者に？なりきれない。

まぁ店長と一戦交えてやるか、と意気込んではみても
辞意を伝えようと思うとやっぱり
まずは世話になったことを思い出してしまう。

やっぱり、新しく作ろうと思った店で
オープニングスタッフの社員としてきて欲しいと言ってくれたことは、やっぱりそれなりに評価をしてくれたからだと思うし。
お給料を貰う、仕事を貰うっていうのは感謝に値するものだと思う。

まぁもちろん、仕事をしてもらっているっていう相手の感謝や労いも欲しかった訳だけど。ぶっちゃけ。

せやし、基本的にはなんだかんだ文句は言っても
店長は悪人じゃない。
単に、人よりちょっと不器用というか、言葉が足らず
選んだ言葉も間違っていて、ウソがヘタで、鈍感なだけで。

決して私が不満に思ったのは
うちに対して悪意を示された訳じゃないっていうのは
重々承知で。

分かっちゃ居ても
しんどい時にそれをされると
じゃあオマエはどんだけの事をうちにしてきてくれたんか言うてみろや！ってなってしまう。
ムキになるというのかな。

でも、そこは私も社会人として、というか
年くって丸くなったのか

わざわざこじれて辞めようとは思わず

たとえ店長が態度悪くなっても
こっちの態度は普段と変えずに接していた訳です。

仕事も最後の日まで礼を尽くしていくつもりでやろうとしていたら
いつも以上に仕事がはかどったりｗ
皮肉なもんですがｗｗｗ

辞意を伝える時は
感情的な不満以外に、
自分が生きていくうえで、本当に辞めてしまわないと駄目かどうか
まずはそれを考えて

それでやっぱり辞めることにしたわけですが。
伝える時は、個人的な不満は店長には言わんかった。

店長はその場は腹たって好き放題言われる筋合いのないことも言ってたけど、
今日になって、向こうも頭が冷えたのか
こっちがちゃんと仕事こなしているのを評価してくれたのか


ちゃんとした話し合いらしい話し合いをした。

勿論私にも非があって、それはちゃんと認めました。

で、結局最終的には「まぁ新しい職場でも頑張れよ」って事に。

なんだかんだで可愛がってもらっていたのだな、と思いましたよ。

ちゃんとした評価をちゃんと態度で示さんくて
オマエに辛い思いさせてたのを気付かんかったのは悪かったと思うけど
俺は俺なりにオマエの味方で居たいと思ってるから
ギスギスした感じで最後を迎えるのは嫌やと思ってる。

だってさｗ

あとなんか、
バイトの後輩と飲みに行って辞める云々の話をした時に
「まぁ文句ダラダラ言っててもイザとなったら世話になった事思い出して言いたいことはいえなくなるもんだよ。アンタらも今ボコボコに店長に文句言ってても結局そうなるよ。」て私が話した事を
後輩が店長に伝えたらしくて

えらくそれに感動してしまったらしいｗ

そんなことで感動したのか。

そして私もあんだけ不満あって店長にムカついてたけど
店長からの一言の謝罪で全部水に流してしまえるのが不思議。

まぁ世の中死ぬほど嫌いな人って
中々居ないもんですね。

好きか興味ないか、くらいの区別ｗ

最初はもう文句言われるの分かってるし
店なんかどうなってもいいわ
ウチがおらんなって困ったらええねん！とか
不義な事を思ってはいたけど

まぁ簡単に悪人にはなりきれませんわ。





まぁ一言の労いとか気遣いがあったら
こんなことにはなってなかったんだろうけどね、実際ｗ

でも、自分の生活の為に仕事してるからな
しゃーない。
もっとええとこ行かんと。
出せないものを出せとは言えないからね。