夢みる少女。

昨日のお昼すぎからＴＶで余命一か月の花嫁のドキュメンタリーが再放送されていて、前にも見たけどなんとなく見ていました。



千恵さんを囲む周りの人たちの暖かさ、彼女の儚い強さを支える彼、大切な家族と２度目(一度目は千恵さんの母）の癌との闘いを見守る父。


みんな本当に私を感動させる。


仕事柄、いろんな人と家族とそのかかわり方は嫌ってほどみてきた、それでも、感動せずにはいられない。


今までになく、入り込んで、のめりこんで、１５時過ぎの私は完全に千恵になっていた（＾ｖ＾）


そこで、実家の母が夕飯たくさん作ったからと差し入れを持ってきてくれた。


母の顔を見たとたん、あれ、私、千恵じゃ無かったね・・・。


と半分くらい現実に引き戻されたが、ＴＶではサプライズ結婚式の真っ最中。


あっという間に、私は千恵に戻っていた。


そして、母と二人、ＴＶに釘付け。



私は感動しっぱなしで、千恵の父と彼の太郎が一緒に庭の木にイルミネーションを飾っている姿に、
「お父さんもさみしくないね」と隣にいる母に言ってみた。


そしたら、母。


「あんた、まだまだだね。この太郎って人、すぐ結婚したんだよ」


私「え？？ほんと？？」


母「この初めての放送があった時に、そんな話してたよ。男なんてそんなもんさ、これ見て今の奥さんがど思ってるか、私はそっちが心配だよ。」

私「はぁ？？ホント？？？誰と？？」
すみません、私、まだ千恵になったままでした。


母「だれ？って、知らないよ。あんたこの人たち知り合いかい？？」

私「はぁ。。。。。」


完全に夢の中から現実へ戻してくれた母。

そのあと、母は夕張に行って、メロンの生キャラメルが食べたいし、カレーそばが美味しいお店があるから、連れてって～。

と私に言っていたようですが、何時間か千恵になっていた私には太郎の結婚がショックで、全然聞こえませんでした。


そういえば、結婚式はしたけど、長島千恵のままだったし、太郎は籍入れなかったんだな～・・・とか。

簡易ベッドで付添する太郎。３０歳の遊びたい時に、彼女の看病と仕事の繰り返しで、世の中にこんな良い男がいたなんて！

もちろん、千恵になりきってますから、太郎の事も好きになってた（＾－＾）

短時間でしたが、私に感動と、恋と、失恋を与えていただいて、なんか、疲れちゃった(ーー゛)



もう、刺激なんていらないな～。


普通に、穏やかにミニトマトを育てて、笑っていられる、そんなじいさんみたいな彼がほしいです。

日曜日には、縁側でお茶を飲もうよ（*^_^*）

「うちのアイコ様、お花が５つになったね」

「そうだね、明日は６個かな？」

「そうだね、明後日は７個だね」

「そうか、し明後日は８個かね」

・・・って、それくらいの楽しみが、私にはちょうどいいや。


ハラハラドキドキなんて、もう、出来ないよ～。


遊園地で言ったら、ジェットコースターよりも、メリーゴーランドみたいな人が良いな。

大人になってから仲良くなった友人には、「カッコイイ彼しか作らない人」と言われた・・・。


顔で選んでるつもりは全然ない。


その友人に紹介した彼がタッキーに似てる！って言い始めて、それ以来、顔で選ぶと言われ続けて８年。


でも、確かに過去は肉食系男子、いかにもキャンプ大好き！一日中まったりとかありえねー！！みたいな人は多かった。

一人ぽっちも４年になると、あんまり波風たたないように、そーっと生きようよ（*^_^*）って思っちゃって。

最近は、草食系男子が良いと、友人に行ってみた。


すると一言。「大人になったね。」


えぇ～！！それだけ？？


なんか、セッティングしてくれるとか、一緒にお見合いパーティー参加するとか・・・・ないの～？？？

お見合いパーティーいこうよ～！！


ここに書いても仕方無い。

はぁ。。。。

それでは、おやすみなさい。