- 名前
- まり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- まりです(o・∀・o) 長くお付き合いできる友人や恋人が欲しくて登録しました。 よろ...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
迷ったけど・・・。
2009年05月08日 01:46
私は、時々ショートショートや詩を書きます。
ショートショートというより掌編小説といったほうがいいかも。
今回は掌編小説、「最後の天気」というのを書きました。
別に全然アダルトな内容ではないのですが、
ほんのり暗い内容なのでウラデジログに載せようかなあとも思ったんだけど、
せっかく書いたしこっちに載せてみようと思います。
良かったら感想ください・・・辛口でもOKです><
「最後の天気」
野良猫を追いかけまわしていたと近所で評判の爺さんが死んだ。
どおりで、昨日から雨だったわけだ。
僕が少しでも関係してる人が死ぬときは、大抵ひどい雨が振る。
いつも挨拶をしてお菓子を時々くれた近所の婆さんのときも。
愛犬のしつけが上手だった爺さんのときも。
気が遣えないのに何故かわりと人気者だった隣のオヤジのときも。
あ、僕をこっそり見つめていた婆さんのときなんて雪だった。
死んだ直後、当事者は死んだことを悲しむんだろうか、怒ってるのだろうか。
野良猫の爺さんはきっと怒ってるに違いない。
もしかしたら、爺さんに苦しめられた野良猫たちが泣いているのかもしれないけど。
僕の憶測だけど、無条件で愛されるような野良猫たちが羨ましかったんじゃないかって。
でも、北風と太陽の童話で言えば、爺さんはきっと北風にしかなれなかったんだと思う。
目を向けろよ、目を向けろ、とストイックに鞭を打ち続けた。
そして自分に鞭を打つことを知らずに、頑固なまま爺さんは死んだ。
他に風雨を当り散らすしか術を知らないまま。
きっと今年の冬は寒いぞ。
僕が死ぬときの天気も、やっぱり雨なんだろうか。
このデジログへのコメント
> aki.さん
いやいや・・・私も文才はないですよ、このとおり(涙)
楽しみが増えたなんてうまいこといいますねー(・∀・)
> gannbarimasyouさん
こちらこそコメントとチャット有難うございました^^
またお話しましょう^^
コメントを書く