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日本人と桜
2009年04月05日 22:30
桜は古くから日本人に愛されてきた花で、
平安時代の初期に嵯峨天皇が京都で桜見学したのが、
お花見の始まりといわれています。
豊臣秀吉が開いた豪華絢爛な「醍醐の花見」も有名です。
江戸時代に入ると、徳川家が上野や隅田川の河川敷に桜を植え、
庶民の間にも、お花見の風習が広まりました。
河川敷に桜を植えることにより多くの人が、河川敷を歩くことで、
河川の土手が固められ河川の洪水時にも役に立ち、庶民を水害から
守る大きな役割もあったそうです。
日本で最も数が多いソメイヨシノは、江戸末期から明治にかけて普及した品種です。
花の香りは香水や入浴剤などで人気ですが、葉の持つ香りは
桜餅でなじみがあり、この葉の香りの正体は塩漬けにすることで
生まれる「クマリン」という成分で、抗菌作用のほかリラックス作用もあるそうです。
さらに、花のピンク色は気持ちを優しく穏やかにする効果があるのだそうです。
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