- 名前
- daikon722
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 兵庫
- 自己紹介
- 特になし
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或る男の話
2009年03月20日 23:33
俺には尊敬すべき人間がいる
中学校の先生?違う
高校時代の恩師?違う
職場の仕事ができる上司?違う
その人の名はチャールズ・チャップリン。アメリカの喜劇役者である。
とりわけ彼の映画『独裁者』はチャップリンの持ち味を如何なく露呈している。
各シーンによって笑えるところ。
泣けるところ。
感動するところ。
映画の構成の美しさが詰まった作品である。
特にラストの演説は本当に見物である。
映画という娯楽に自分が一番必要だと思っていることがある。それは夢や希望、これから俺たちが生きていくうえで何かしら迷い道に、道しるべとなるような光を与えてくれる映画だ。
彼のこの映画には、夢や希望がちりばめられている。人間の感性を引き出すことができる作品だ。
そして、自分に足りないと感じる優しさ、大事なものを知っていてそれを守る強さを見せてくれる。いつも元気をもらっている。
戦争はいけないことだ。
それを学習してきた俺たちは、戦争することのメリットを知らない。恐ろしく元気な経済が即座に生まれ、勝利国に住む人々の財布を潤す。
その被害の大きさ、先の見えない、果てのない欲望に人々は恐れ、代わりに平和を得ることを幸せの手段にした。
だが、平和な世の中にあって、このストレスは何なのか。
毎日のように、ご飯を食べ、のどを潤し、エッチな動画を見たり、休日には誰にも侵されること泣く眠ることができる。
なのに、このストレスは何?人間関係に悩まされ、将来に絶望する人間も少なくない。
豊かさについて考えてみたい方はチャップリンの『独裁者』をどうぞ。彼を尊敬しています。
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