少しまじめに考えたこと

昨日ある事件の裁判で判決が出た

一人の女性をネットの闇サイトで集まった３人が襲い、お金を奪った上に殺害した事件だ

二人に死刑、一人には無期懲役

この判決を厳しいと捉えるのか甘いと捉えるのか･･･


新聞やテレビ、雑誌などで報じられるのは犯行がいかに残忍なものであったか･･･とか、被害者の遺族の心情とか･･･

確かに被害者の遺族からしてみれば、一人が死刑を免れたことは納得いかないだろう


さて、ここからが問題･･･加害者側にも家族がいて、当然のことではあるけれども加害者にもかけがえのない命があるということは、どの新聞を読んでも、どのテレビ番組を見ても、どの雑誌を見てもあまり報じられていない

ほとんど一方通行の情報を垂れ流しているマスメディアというものをどこまで信用するべきか？


僕自身「命には命を以ってあがなうべきだ」という風に考えている

ただ、死刑になる者にも命があり、その命が失われることを嘆き悲しむ家族がいる

殺人者であろうが、血のつながりは無くならないし、わが子を失って悲しまない親などいない

感情論だけで死刑だとか、無罪だとか･･･そんな判断をすることはできるだけ避けたいものだ

裁判員制度というものがどう機能していくのかは、そんな感情論抜きの判断がまったくの素人にできるのかどうか？ということにかかっているのではないだろうか？


弁の立つ弁護士を雇えば、無罪を勝ち取れる･･･なんていう世の中にだけはしたくないものだな


と、ちょっと小難しいことを考えてみた


何が正しくて何が間違っているのか？

もし裁判員に選ばれたときに、僕にそれが正しく判断できるだろうか？


とはいえ、画像のような法廷には出たくないものだな（笑）

先日死神を切り抜いておいたので、法廷の写真に合成してみました

裁判長はもちろん「あの人（笑）」です(^○^)