- 名前
- 真夜中の翼
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 立川市に引っ越しました! 自分のコメントへのレスは基本的には致しませんので予めご了承...
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かくして伝説は生まれた
2009年01月01日 16:37
今年の干支は丑。ということで、牛ではないのですが、
まあ、野牛も牛の仲間で親戚には違いないかと思いますので、
Buffalo Springfield の曲を数曲、ご紹介いたします。
このグループを取り上げたのには、もう一つ理由があります。
このグループ誕生のエピソードがあまりにも劇的で
後でご紹介する通り運命のなせる業としか言いようがないものです。
そんな運命的な出逢いに願を掛けたいと取り上げてみました。
まずは'67年に全米7位まで上ったヒット曲から。
https://jp.youtube.com/watch?v=0g9PiEgYYUU
“ For What It's Worth ”(邦題・フォー・ホワット)
The Monkees の Peter Tork に紹介され登場しますが、
当初、The Monkees のオーディションでは金髪の役には
Stills が選ばれていたが、歯並びが悪いとのことで不採用になり、
自分に雰囲気の似た幼馴染の Peter を推薦したという逸話もあります。
それにしても Stills の若いこと!
一方、この Monterey Pop Festival には Neil Young は参加していない。
代わりに、まだ Byrds 在籍中の David Crosby の参加が確認できる。
https://jp.youtube.com/watch?v=qEqLh4-Ouck
“ For What It's Worth ~ Mr. Soul ”
“ Mr. Soul ”に曲が換わり、Neil Young の雄姿を見ることができる。
Bass はカメラに背を向け弾いているが、
オリジナル・メンバーの Bruce Palmer はドラッグ所持で
カナダに強制送還中と思われ、Jim Fielder か Jim Messina
あるいは、他のセッション・ミュージシャンかと思われる。
さて、最初にご紹介した通り、このグループの誕生は
ロック史上に燦然と残る伝説として語り継がれています。
ニューヨークでの活動を諦めた Stills が
ニューヨークで一緒に活動していた Richie Furay を呼び寄せ
ロスでバンド仲間を探し始めていた。
一方、Neil Young と Bruce Palmer は以前会ったことのある
Stills を探しにロスに黒い霊柩車でやって来ていた。
しかし、諦めてサンフランシスコに向かおうと北上したところで
交通渋滞に巻き込まれてしまっていた。
一方、バンド仲間を探していた Stills 達も
音楽プロデューサーの Barry Friedman の車に乗り
ロス市内を移動し、サンセット大通りを南下したところで
交通渋滞に巻き込まれてしまった。
運転していた Furay が何気なく反対車線に目をやったところ、
Neil Young の黒い霊柩車が止まっていたのだ。
こうして、運命的な出会いを果たした4人は
Buffalo Springfield を結成していくのだ。
尤も、このグループは短命に終るのだが、
解散後、以前ご紹介したCS&N や CSN&Y
さらには Poco や Loggins & Messina といった
グループへと分岐・発展していき、
後の West Coast Sound の土壌を作り上げていくことになる。
なんか出来過ぎの感はありますが、
こんな運命的な出逢いをしてみたいと思いませんか?
なお、ヤフー・チャットで『プログレ&サイケROCKの部屋』
という音楽部屋を不定期で開いています。
プログレやサイケを中心に'60年代後半~'70年代前半のROCKを
流しています。
リクエストにもお応えできる範囲で受けております。
また普段、お話できないようなことも話せると思いますので
よろしければ、どうぞいらしてみてください。
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