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岩谷時子と越路吹雪の絆

2008年12月16日 18:41

岩谷時子と越路吹雪の絆

岩谷時子越路吹雪・・・二人の関係については全く知りませんでした。

先週土曜日の朝日新聞の「Entertainment」欄に岩谷時子越路吹雪の記事が載ってて、読むと二人の歩みがまるで映画のストーリーの展開のようで感動しました。

岩谷時子の名前は数々のヒット曲作詞家として知ってはいましたが、彼女自身については何も知りませんでした。きっと時流に乗るのがうまい人なんだろうくらいに思っていました。

彼女は1939年、23歳の時に宝塚出版部に就職、同じ年に宝塚初舞台を踏んだ15歳の越路吹雪出会い、二人はすぐに意気投合。

それ以来二人は常に行動を共にする終生の親友となりました。

越路の歌うすべての歌詞を手掛け、マネージャーとして私生活も支えた。

越路は恋多き女でいくつも浮名を流しましたが、岩谷は独身を通し、噂一つなかった。

彼女自伝で、愛した対象は、両親と越路吹雪の3人、と書いています。

出会った頃を振り返って「彼女はよい香りのする人だった。馥郁(ふくいく)とした肌の香りであった」と書いてます。

越路の旦那さん嫉妬するくらいの間柄で、「精神的な夫婦」と言う人もいました。

それ位絆の強い二人でしたが1980年越路が56歳で他界すると彼女はすっかり落ち込んで数年で体重が35キロまでに痩せたそうです。

こういう間柄って一種のレズかしらと思いましたが、そういう月並みな発想をする自分が恥ずかしくなるほど深く純粋で崇高なものを感じました。

彼女は今92歳。今も作詞活動をし、都心ホテルで暮らし、よく日比谷公園レストランお茶するそうです。

会ってお話したい気もするけど、そっとしておいたほうが彼女に対する礼儀ですね。

彼女の存在と彼女の詞が何か宝石のように自分の中で輝きを放つようになりました。

このデジログへのコメント

  • 2008年12月16日 23:58

    読んでました!歌詞も好きだけど越路さんに対する愛情も美しい。二人の精神的な絆の深さを垣間みましたね。

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