素直な気持ちと　正直な自分

好きなものがある　好きな人がいる　好きな所にいる

それってとてもいいことだよ

それをかなえたいと想う自分がいる

それを素直に伝えたいと想う自分がいる

それを素直に喜べる自分になる

それは　ウチが　今想うこと


じゃぁ　今の自分は　そう想うと


それはとても現実であり　理想をお抱いてしまうことであり

どんなものも　今の自分の記憶

未来を見ていたころの自分　今を見ている自分　過去を想う自分


悲しいことがある　それを受け入れる自分

受け入れることを簡単に出来てしまう自分

それを理解する自分は　とても自分が嫌い

素直　いい言葉　いい言葉だ





死んだ






私の愛した子　私の家で生まれ　私とともに暮らし

私の大事な子

私はあの子に何が出来ただろう

あの子は私に何も求めなかった　私もあの子に何も求めなかった


それがお互いの距離であった　お互いの一番楽なことだった


ねぇ　君は　今日からこの家の住人

名前は　好きなものを選ぶと良いよ


ウチは君の好きなものを選ぶよ


君は一人でここにやってきた

父はだれだい？　母はどこへいったの？



母は　遠いところへ　最も気高いところへ　先に行ってしまったけど

貴方はここに残ったのよ　それは貴方が望んだから


貴方は　私の家にやってきたの


ここは貴方の世界　好きにすると良いよ


家族が欲しいの　それは貴方が望んだのかい


近所の子かい　　我が家にまた　住人を迎えたね

君が望んだのかい


ごめんね　家に私はいないものね　寒かったよね　冷たかったよね

でも　家族を望んだのは　君なのかい


それとも　私だったのかな　今じゃ解らないけど


君が　動かなくなって　静かになったよ

彼も　君が静かになったから

彼も　とても静かだよ　泣いてるのかもしれない


でも君たちは気高いのだよね　他の者の前では泣かないものね


でも　私は弱いから

でも　私は脆いから


泣いてしまうよ　最愛の子よ


母の元へ　迷わずに行くのかい


私は君と　どんな話しをして　どんな生き方をしていたんだろう


涙を流せば　その分消えて行きそうだよ

悲しみも　思い出も


だから　もう泣かないね


また　どっかで会おうね



またね　　最愛の子


ウチも　君の元へ　のんびりだけど　いつか行くから

もう一人の子も　君の事を覚えているのかな


ずっと離れずに　ずっと君の元にいる


またね　　　　　　　こたつ


君が生まれた場所　君が選んだ名前

大事な名前　忘れないね


忘れないために　もう君のためには泣かない