- 名前
- のぼ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 72歳
- 住所
- 大分
- 自己紹介
- じっくりとお話出来る人がいたらいいな。 お互いの事を話せて、新たにリフレッシュ出来る...
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出会い系の中での物語(小説)
2008年10月31日 06:16
母だから女を忘れてしまったのだろうか結婚して14年
上の子供も中学2年下の子は小学校6年育児に追われた毎日とはいえ
顔に張りがなくなるのはまだ早い女盛りの36才慶子です
この前偶然にあった恵学生の頃は大人しくて目立たない子だったのが
道ですれ違っても分からないほど美人になって若々しいタレントのような感じがして顔を見ていたら向こうから声を掛けてきた「篠田さんでしょ」と言ったのですが私は分からず「はいそうですがあなたは」と聞き返すと
「あら私よ恵…荒瀬 恵よ」と言うのであああの地味な子でも
今のこの顔からは想像できません
何故私がわかったのかしら変わってないというの??
でも何でそんなにきれいになってるのか知りたいと言う興味がわいてきたのです 「恵…その辺でお茶でもしながら話さない」と誘うと
「チョット今日はだめなの今からデートだから」と言うのです
「恵まだ結婚してなかったの?」確か同じくらいに結婚して子供も
同じくらいのはずだけどと慶子は思ったのですでもバツなのかな
「うふっ…知ってるでしょ旦那とは違う彼氏よ年下の」と恵は笑いながら言ったそして「じゃあまたねああそうだアド教えてメールするから」
と言うので慶子はアドを教えた「後でするからね慶子」と恵は言いながら立ち去って行ったのです
買い物をしながら何であんなになったのだろうと女の変貌ぶりに
目を瞠りその秘密を知りたいものだと思う慶子です
「こんにちは」と挨拶すると「こんにちは」と言うおばあちゃん
背もしゃっきりとして女の色気も残る60過ぎなのですが50位にしか見えません
隣の奥さんもあっちのほうから歩いてきて「こんにちは」と頭を下げるのです
こっちは40過ぎに見えるけれど私より2才下なのですから心では勝ったと叫んでいたのですそして頭を下げながら「こんにちは」と笑顔で言う
どんぐりの背比べとでも言うんでしょうか
目くそが鼻くそを笑うと言うレベルでしょうか
人の振り見て我が振り直せですよね
慶子の夫哲夫は朝出かけて夕方定刻にには帰ってくる工場務めの
真面目人間なのです今年は40歳になって働き盛りでしょうかね
しかし夜のほうは遠のいてきているのは確かです
疲れも溜まるのでしょう休みの時には前はあっちこっちと行っていたのが
出不精になってきたようです
慶子は夕食の支度も終り風呂も沸かして準備万端調えています
その時に携帯にメールが入ってきたのです誰あろう恵からです
このメールによって慶子の世界が変わっていくのでしょうか
たった一通のメールから違う世界へと足を踏み入れる時もあるのでしょうね
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