最近、読んだ本について Vol1

自分が読んだ本についての感想や発見をだらだらと書いていきます。
　第１弾は「実例・差別表現／堀田貢得」です。いきなり、重たそうな題名ですが、いまちょうど、読み終えたので、ご了承ください。
　この本は差別表現について、元週刊ポストの編集長である著者が実例を基に書き下ろしたものです。
　差別表現というとあなたは何を思われますか？恥ずかしい話、私が最初に浮かんだのは、男女差別でした。しかし、この本の内容は深く、部落差別・障害者差別・民族差別などについて、言及されています。
　例えば、ＢＳＥ問題。この問題が最初に登場した時は「狂牛病」と各マスコミで報道されていたことをお覚えの方がいると思います。しかしながら、この狂牛病の「狂」という文字は精神障害者等への偏見をあおる恐れがあるとして、日本獣医師会等からの要望でマスコミで使用しなくなったそうです。
　ネットにおける書き込みについても、差別表現に配慮する必要があると考えさせられる本でした。