バ～カ４

前回の続きで～す。

次の日、朝の8時過ぎ誠から電話があった
「おはよう！お寝坊さん、起きてる？」
「起きてるよ！もう、洗濯も済んで掃除も終わったよ！」

「そう、じゃ俺が出る時また、電話するよ！」
「分かった！」

一旦電話を切り、私は、化粧をして出掛ける準備をした

５０分くらいして、誠からまた電話が入り
「俺、今から家出るから」
「分かった、じゃどっかで待ち合わせする？それともパチンコ屋で待ち合わせする？」
「どっちでもいいよ！」
「じゃ、スーパーの前で待ってるよ！」

そして、私は、家を出てスーパーへ移動した

スーパーの前に着いたので誠に電話して
「着いたけど、後どのくらい？」
「俺まだ１０分くらい掛かるから先に行ってていいよ！」
「分かった、じゃ先に行ってる！！」

私は、一人でパチンコ屋に向かった

パチンコ屋は、開店してすぐだったので台は選び放題・・・
私は、家を出る前に占いを見て今日のラッキーナンバーを調べ３のつく台を見ていた・・・
よさそうな台は、２２３番台なのでその台に座り打っていると誠がやってきて・・・
「俺、その台に座ろうと思ってたのに・・」
「知らない、私が座ったモン」

誠は、違う台に座り打ち始めた・・・

１０００円・・・２０００円・・・
ウェア足しの台がgogoと光った・・・（笑）
ビックだった・・・そして何回か回して・・・バー・・・
バーの後、全部のまれて・・・追い金をして・・・・
本当にこの台去年出た台なのかな？と考えていたら・・・
３０００円目でまたgogoと光・・・ビック・・・（笑）
そこから、そんなにはまらず・・・ビック・バーの連荘がきて・・
昼近くには、１箱半分くらい溜まっていた・・・
誠は、出ていない・・・当たりはするものの続かない・・
するとメールがきて・・・
「お腹空いた・・・何かおごって！」
まあ、出てるしいいか・・・

二人で食事に行き・・・吉野屋で昼食ととった・・
「俺、もう金ないよ・・・もし、全部無くなったら・・昨日のレンタカー代と一緒に払うからお金貸してね！」
「貸してと言う前に出せばいいでしょ・・・」
「出なかったらだよ・・」
「その時は、仕方ないから・・貸すよ！」

昼食を終えてパチンコ屋に戻り・・再スタートした・・・

私の台は、そんなにはまらず・・・出て・・（笑）
誠は、相変わらず出てない・・・

また、メールがきて
「お金無くなったから・・１箱換金して１万円貸して・・」

私もお金持って無かったので・・・１箱換金して誠に１万円貸した
誠は、私のところに来て・・・
「もう、帰れば・・俺この台やるから・・・」
「うるさい・・！まだ帰らないよ・・！」
そして夕方の６時近くに誠は私から借りたお金も無くなり帰っていった


私は、その後も・・・大きいはまりが９９７でバー続きはあったものの
１箱換金した他に・・２箱近く出ていた・・・

１０時過ぎに辞めて・・・家に帰った！

一応、誠にメールた・・・
「俺、小銭しかなくなった・・・」
とメールがきたが・・・無視して
「明日早いから寝るね！」とメールをして会社の準備をして寝た・・


何か嫌な予感がする・・・
今日で、誠には・・２万円貸したことになる・・・