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新たな“アムラー現象”
2008年08月16日 12:25
大人の安室奈美恵、新たな“アムラー現象”の始まり?
8月15日17時0分配信夕刊フジ
再びファッションリーダーになった安室奈美恵
歌手、安室奈美恵(30)の人気が再燃している。先月末、6年ぶりに発売されたベストアルバム「BEST FICTION」が爆発的な売れ行きで、オリコンによると今年最高の初動売り上げを記録。発売1週目に68万1000枚をセールス、初動ではEXILEの68万枚を上回った。
音楽評論家の富澤一誠氏は、「自分の意志を持った歌い方が曲に出ている。この4、5年はくすぶり、歌うことで自分探しをしてきた。それが血となり肉となっている」と完成度の高さを評価する。
中学時代、5人組スーパーモンキーズの一員として沖縄から上京。1995年にソロデビューを果たし、小室哲哉のプロデュースでミリオンセラーを連発した。
茶髪のロン毛に細眉、ミニスカート、厚底ブーツを真似る“アムラー現象”を巻き起こし、20歳でTRFのダンサー、SAMと電撃結婚。翌年に男児を出産して幸せの頂点を味わった。だが、実母の死、離婚…と三十路になるまで波乱続きでもあった。
「左腕のタトゥーには亡くなった母の愛と愛息の名前が刻まれ、つらいときの心の支えにしてきたようだ」(ライブ関係者)
音楽面では小室の手から離れた後、自らの志すヒップホップ、R&Bの道を突き進んだ。ソロ活動とは別にSUITE CHIC(スイート・シーク)というプロジェクトを立ち上げ、2003年2月に発表したアルバム「WHEN POP HITS THE FAN」は「本場アメリカにも負けないサウンド」(専門誌ライター)と、ひとつの転機になった。
芸能評論家の肥留間正明氏が言う。
「地道にライブを続け、小さな会場で聴く彼女の歌声、踊り…ステージングのうまさは抜群だった。自らつかんだ感覚を失わず、他と迎合しない“変わらない”頑固さを身につけた」
音楽業界では、玄人受けしていたが、再び人気の幅を広げている。
今年6月放送されたNHKドラマ「乙女のパンチ」では、南海キャンディーズの山崎静代が演じたプロボクサー志望のヒロインを応援する主題歌「Sexy Girl」が流れて話題を呼んだ。
「女性の目線でのセクシーさを歌っている。同性への応援メッセージを送っても嫌らしくないオンリーワンの存在になった。歌い方もただなぞるのではなく、自身の体験、成長がリアリティを生み説得力がある」(先の富澤氏)
新たな“アムラー現象”が始まったのか。
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最終更新:8月15日17時0分
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元気が出るテレビで 琉球空手やってた少女が 三十路かぁ
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