道路に優しいヤンキー　　ｂｙ長野

今、ＷＯＲＳＴを読んでて思い出したんだけど
派遣の仕事で長野に行った時のこと

いつものように、仕事を終え帰り道を歩いて
いた時、まどり角をまがると歩道の所で
ヤンキ−が二手に分かれてたむろっていました。
そのせいかここ側を歩く人はなんぴとたりともいません、まさに占領された歩道って感じです。
沖縄に住む自分にとって長野の歩道は広いことなんの、群れるスペースは十分にあることは分かるのだけど、何も歩道でって感じです。
いつも帰り道はここを通ってるわけだし向かい側を渡るのもな～っと思いながらもかまわず占領地帯へ入っていきました。
二手に分かれている以上中央しか歩くスペースはなく、何だ？っていう感じでこっちを見ています。
当然といえば当然なんだけど、普通こいう道は
誰だって通りません。アホな自分だったからこそできたこと。珍しそうに見てる奴もいれば、あまり歓迎をしてない奴も。
なんとか最後まで渡りきった瞬間、やっぱりきました。

汚ねぇなー！

１人のヤンちゃんが自分のすぐ側に
こいうのはかまっちゃいけないっと
とりあえず、目をあわさないように無視！
するとそのヤンちゃんは顔をぐいっと近づけて

汚ねぇよなー！！

その時靴をきちっとはいっていないことが
急に気にかかりおもいっきりバン！っと
足を地面に打ちつけると

この道路（ボソッ）

っと声がだんだん小さくなり
後ずさりしていきました。

なんかよく分かんないけど
なんとかふりきった模様。
こうして無事帰れたのです。

でも気にかかったことが一つ
あのヤンちゃんは、汚ねぇなーこの道路
って何がいいたかったのでしょう？
そもそも、そいうからみ方って・・・・。
やっぱりあの世界はよく分かりません。
でも、１人の女の子相手にからんでくるとは
情けないヤンキーでした。