八時間

二年ぶりに一人での弾き語りライヴ

研ぎ澄まされていた

緊張感と、入り込んでいるゆとりと

時に入り込みすぎて声が多少出なくもなりながら




前日と当日

合計八時間もスタジオで練習したそうだ

そりゃあ声が出なくなる瞬間がある方が自然だろう





苦しかった

それを忘れたかった



一生忘れられるわけがないのだが






いいライヴだったよ







ライヴ後、打ち上げ後、俺と二人で一時間歩いた

聞いた

語り合った



苦しさを

でも二人とも後悔はせずに

共有した





間違いなく、前進だ






お互い、気持ち悪いほどの「同志としての信頼感」

俺からあいつへの一方的な、強烈な「恋心」
あいつから俺への、恋心を猛烈に分かりつつも接したがる「特殊感情」

お互い、やりたい道に対して前へ前への気持ち



この一体感
共有感








苦しい日を経験して初めて感じた、前進

この苦しい日を越えねば感じられなかっただろう、という共有感


苦しいけれど

後悔よりもずっと強い前進したという喜び


その気持ちを共有






昨日のライヴが、その一つのこたえ








今、３１（木）朝の５時
一睡も出来ないでいる、朝