同じ月をみている

先日、海外出張へ行ってきました。

初めて訪れる所でもあり、そこに着くまでは長い時間を費やしてしまいました。
しかしその甲斐があり、素晴らしい人々と出会い、とても有意義な勉強をさせてもらいました。

そこは街全体として華やかなイメージがある所でしたが、実際に一つ路地を入ると、日本では考えられない、水準がかなり低い生活をなさっている方々が沢山いるのです。

その現実に直面し、少しでも豊かな毎日を過ごせる都市を創る為に、自分の立場では何をどのようにすれば良いのか、何が出来るのかを改めて考えさせられました。

また、物質の豊かさと心の豊かさとのバランスは必ずしも比例していないのだということも再確認する事ができました。実際にも、満たされれば満たされるほど、虚無感も膨らんでいくことは否めません。

ただ、確かな心の繋がりを持っていれば、物質的に満たされなくても、心の豊かさは保てるんですね。

また、たとえ離れ離れであっても、同様です。
結局はみんな同じ月を見ているのだから。



（ちょっと強引なまとめ方でごめんなさい）