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宮部ゆみの本について

2008年06月29日 22:31

宮部みゆき。ご存知ですか?

ブレイブストーリーって映画がありましたよね

その原作者です

その人が書いた「クロスファイア

これも一度、映画になっています

テーマは、おそらく「理不尽な犯罪」です

とくに参考にしているのが「名古屋アベック殺人」と「女子高生コンクリート詰め殺人」です

興味がある人はGOOGLEで検索してみてください

まとめサイトがあります

ただ、両方とも吐き気がするような犯罪ですので、見るときは気をつけてください

超能力によって、法で裁けなかった犯罪者を「裁く」話です

実際、「コレ、あんまりな犯罪だよな」っていうもの、たくさんありますよね

でも宮部みゆきらしく、ちょっと独善的な内容だな、と思いました

この作者の特徴として「人間関係希薄」であることと「主人公サイドが独善的」であることがあると思います

「主人公サイドが独善的」なのは「魔術は囁く」って本が特にはっきりしてます

これには、主人公が「許す」という感覚が無いことにあると思います

この作者の考えを象徴するものが「彼(自分に何かをなした人)を許すということ、それは自分の魂を削ること」です

ですので、読後感があんまりよくない

それで、本当にいいの?と思ってしまう

主人公が美人であることが多いからなお思ってしまうw

普通の小説なら終わってしまうところから、もう一個展開を見せてくれる

それはいいのだけど、もうちょっと我慢して欲しい

いつも思ってしまうことです

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