若さは時に残酷！

若いというのは残酷で傲慢なものだ！
一人のひとばかりを見詰めていた、
そのひと以外の人に目を向ける余裕なんて無かった。
そのひと以外の人から「好きだ！」と云われても
わたしにとっては何の価値も意味も無く、
何も感じず唯、黙っていた。
　ただその沈黙がどれほど相手を深く傷つけるかということさえまだ、解からずにいた。

ただそんな自分が相手にとって無価値であると思い知らされるような経験を経ると　少しずつ大人に、人間としての
厚みが増してゆくのだろう！と思う。

傷つけ、そして傷つけられる事に因って、でしか解かることは無く、体得してゆく術の無い事柄が沢山ある。

　しかも傷つけられた事が有るくせに
　傷つける事には鈍感な、凡そ他人を思いやる心、学習能　力の無いタイプも多い！


　所詮、人間は自分勝手な生き物なのだから！！





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