アイ・アム・レジェンド

それは、そう１０年前の冬だったかな‥

その冬は異常にあつかった

暑いのではなく仕事に熱く接していたという意味だ


世の中がまだパソコンというツールを
使いこなせていない頃だったとおもう

俺はあるプロジェクトチームにいた

そう、この業界大手２番手から脱却するための‥

しかし、その挑戦は無謀な事だったのかもしれない？


そして、戦士が一人会社を去って行った

俺の大好きな先輩だった

全ての責任を一人で負って‥

「まだ、残務処理が大変だけど、全部俺のせいにしておけよ」

それが、先輩の遺言だった


そうすることでしか残った人間には
会社組織の中で生き残ることはできなかったけど

心の中でいつも思う

「先輩のおかげで今も生きてます」



アイ・アム・レジェンドというＤＶＤを見て

先輩のことを思い出した

いま、どこにいるんだろう？


ひょっこり現れて

また、尻をたたかれながら仕事がしたい