- 名前
- まさ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 特になし
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フランシーヌの場合
2008年03月30日 10:44
フランシーヌ・ルコント(Francine Lecomte)を知ってますか?
「フランシーヌの場合」と言えば思い出す方々もおられると思います。
1969年3月30日の日曜日、この日の朝女学生だったフランシーヌ嬢は
ベトナム戦争とビアフラの飢餓問題に抗議してパリで焼身自殺しました。
彼女は当時盛んだった学生運動に参加して反戦活動をしていました。
当時日本では新谷のり子さんが「フランシーヌの場合」という曲を唄い話題になりました。
フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん
フランシーヌの場合は あまりにもさびしい
三月三十日の日曜日
パリの朝に燃えたいのちひとつ フランシーヌ
ホントのことを云ったら オリコウになれない
ホントのことを云ったら あまりにも悲しい
三月三十日の日曜日
パリの朝に燃えたいのちひとつ フランシーヌ
Francine ne nousreviens plus
Pauvrecarriere l' enfantperdu
Francine s'estabandonnee
A la couleur defraternite
Aupetit matin du 30mars
C'eat dimanche
Une vie s'enflamme pour son eternite
A Paris Francine
ひとりぼっちの世界に 残された言葉が
ひとりぼっちの世界に いつまでもささやく
三月三十日の日曜日
パリの朝に燃えたいのちひとつ フランシーヌ
フランシーヌの場合は 私にもわかるわ
フランシーヌの場合は あまりにもさびしい
三月三十日の日曜日
パリの朝に燃えたいのちひとつ フランシーヌ
1969年と言えばもちろんまだインターネットもありません。
個人がメッセージを発信する方法として、フランシーヌは「焼身自殺」という
方法を用いたのでしょう。
病んでいたとはいえ、彼女が命と引き換えに発信したメッセージが埋もれてしまい
忘れ去られてしまうとすればこれ程不憫な事はないでしょう。
今日確かにとうの昔にベトナム戦争は終結しましたが、また別な所で戦いが起き
未だひとときの平和も訪れた事がありません。
たまには彼女の事を思い出してあげてください。
また興味を持たれましたら彼女の事を調べてみてください。
(図書館にある古い新聞に当時のニュースが掲載されています。例:1969年3月31日付朝日新聞夕刊)
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