- 名前
- りょう
- 性別
- ♂
- 年齢
- 45歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- よろしくど~ぞ。
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Kちゃん
2008年01月15日 12:20
今日は、僕の元上司、Kちゃんについて語りたいと思います。
Kちゃん。
・A系
・デブ・・・0.1トンくらい
・メガネ・・・驚くほど分厚い
・ラルク好き・・・会社で大音量で聞いてたら、社長に怒られました。
・多分、真性童貞
この会社に入り、普段、確実に関わることがない人種の下についた僕。
毎日徹夜・毎日怒られる。
でも、好かれていた。
そんな、Kちゃんの口癖。
「R、パヤパヤしよう。」
↑
ま、意味不明です。
そんな、Kちゃんとのやり取り。
「R、お前辞めちまえよ。」
「あー、上等だよ。」
「んだと、てめ~。表出ろよ。」
で、表に出た。
が、いません。。。
当たり前です。
彼は、新幹線で大阪に向かっている最中。
僕は、会社で渋谷です。
「R、お前は一生、俺の奴隷だ」
とも言われました。
そんな、Kちゃんが、会社をクビになりました。
経費を使いすぎて、太りすぎたからです。
上司がクビになるなんて、ありえません。
僕は、路頭に迷いました。
Kちゃんは、会社で嫌われていたため、
その下の僕は、社内で、友達はいなかったからです。
でも、僕は残りました。
これは、また後日。
Kちゃんには、もう一つ口癖がありました。
「俺は、社長になる。
30歳前で、会社を立ち上げる。
多分、俺は早死にするから。」
29歳で会社をクビになったKちゃん。
その勢いで、会社を立ち上げました。
有言実行です。
そこいらの男よりかっこいいです。
その会社には、よく来ないかと誘われました。
経営があまりうまく言っていないとも聞いていました。
おととしの年末、飲む機会がありました。
会社は順調とのことでした。
そして、年が明け、2週間後、Kちゃんは死にました。
心筋梗塞とのことでした。
人生急ぎすぎたんでしょう。
会社からの帰り道、人目もはばからず、
わんわんと泣きました。
周りからみれば、でかい男が泣いていて気持ち悪かったでしょう。
この業界の理不尽さを教えてくれたKちゃん。
仕事の仕方を教えてくれたKちゃん。
今の僕があるのは、Kちゃんのおかげです。
今後、一緒に仕事をしようとも考えていました。
後日、死の真相を聞きました。
自殺でした。
何やってんの?
なんで、誰にも相談しないで死んでくの?
残された人は、どーすんの?
聞きたいこと、教えてもらいたいこといっぱいあったのに。
ありがとうって言ってないのに。
いつも、何かに追われていたKちゃん。
これからは、何にも追われることがないので、
ゆっくり休んでください。
でも、いくら、早死にすると言っても、早すぎませんか?
32歳の若さでした。
今まで、どうもありがとうございました。
ちょうど、一回忌なので、忘れないためにも、
綴りました。
このデジログへのコメント
切ないです。でもりょうたんが忘れない事が素敵です。
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