- 名前
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- 流れに抗わぬまま ただ惰性に溺れ 人生に揺蕩う 眠れぬ宵に 現の伽を想い 閨所に独り...
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電網恋愛論04
2008年01月09日 12:42
ネット恋愛において危惧すべき問題の一つは、「幻想の相手に恋をしてしまう怖れがある」ということである。
しかしこう言い換えてみよう。幻想の相手にでも恋をしていられる、と。
味気ないというか、ロマンのない話であるが、恋愛は科学的に検証されている。ドーパミンやアドレナリン、セロトニン等の脳内物質によって得られる快感を求める、ということが、恋愛の一側面なのだ。
ならば・・・・・・もしも脳内物質による快感を目的としてネット恋愛を考えた場合。脳内物質さえ分泌されれば、相手が望む異性でなくとも、理想を投影できる対象であれば、何であれ構わないのかもしれない。
リアルでも、思い込みは恋愛の原動力になる。ネット内恋愛でも恐らくそれは同様に。
真実から目を背け、相手を見ているようで本当の相手からは目を逸らし、相手に重ねた理想に恋をする。そんなものでも、その想いの、その情熱によって幸福感が得られる。
人の心とは、なんて滑稽な。
互いが真実を遠ざけ、互いの理想を見て、下らないお喋りに花を咲かせ、しかしそれでも、なんとなくハッピー。飽きないように適当に刺激を交えながら、いつまでもそのままを続けられるかもしれない関係。
真実に気づいてしまわないために、距離を置くことで成立する恋愛。理想を理想のままにしておくために、出会うことで終わってしまう恋愛。互いの合意に基づく恋愛の捏造。
それは、非生産的で閉鎖的で、二人だけの世界のように錯覚してしまう、未来からも目を逸らした一人だけの恋愛。そんなものは、恋愛と呼ぶべきではないのかもしれないけれど。
私は決してそれを推奨はしない。しかし幸せの形は人それぞれ。理解できようとできまいと、既にそういう在り方はある。
もしかしたらそれは、一人で完結していられるとても心地よい世界なのかもしれない。
ホント、人を好きになるって、どういうことなんだろう。
しかしまぁ、もちろんそんなモノばかりではなく、ネット恋愛から始まって結婚まで至った人たちもいるらしい。
散々変な事を書いてきたけど、ネット恋愛というものをそんなに否定的に捉える必要はない。そもそもここはそういう場所だし。
多種多様な恋愛観があるのは、現実だって同じ。色んな人がいるけど、理解できないからって否定しなくてもいい。ただそういう人もいる、それだけの話だ。
『もしも電子の網の向こうからも赤い糸を手繰り寄せられるようになったのなら、それは一つの進化といってしまってもいいかもしれない』
そんなことを考えた方が、脳内麻薬がどうだとか一目惚れは優秀な遺伝子を求める本能が云々とか、そんなものよりもよっぽどロマンチックで素敵じゃないか。
このデジログへのコメント
”幻想の相手に恋を。。”夢破れて 誹謗中傷に走る 良く聞く話だね!世の中には色々な人がいるんだよね!
ん~^^ほんとにそうやね。人を好きになるってどういうことなんでしょう。
結婚すると幻想から醒める?それで結婚と恋愛は別物ってわけかぁ。しかし、恋が時としてせつないのはなぜ?
人を好きになるって?
オマエはいい奴だ!とか、その表情好きだよ♪とか
そういうのと違うんだよねぇ
う~ん、好きになるという事
ここまで考えたことない。
異論、反論あるだろうけど
好きなものは好き^^
1+1に複雑な計算式を使い、2という答えを得た感じですね
リアルでもバーチャルでも、やっぱり赤い糸って存在するんですね。
くすんできたので、染め直したい…
難しいこと考えるの止めて、頭の中を空っぽにすると~セクシーになれますよ♪心のブレーキ外したら如何?☆
先刻ご承知の上で楽しむのは良いですが、その心無く、純粋に飛び込んで絶望の壁に当たった人は不幸ですよね
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