こんな事知ってましたか？

皆さん、ゲーム機って、社会では大して役に立たない、ゲームをするための機械でしかないと思っていることありませんか？

今日は、「医療の発展のために役に立っているゲーム機」を、ちょっと紹介しようと思います。


先日、自分が購入したPS3。実は、このゲーム機、「最先端医療の発展のために役に立ってる」って知ってましたか？

最近の「次世代機」っていうのは、実はパソコンとしても結構良い性能をしていて、特にPS3は、『何かを架空の設定でシュミレーションする』計算がとっても得意なんです。
そこに目をつけたのが、なんとあの有名なスタンフォード大学の医療研究チーム。
彼等が言うには、世界中をオンラインでつないでいるこのPS3をつかえば、国家規模のスーパーコンピューターに匹敵するだけの計算が出来るんだそうです。

そこで、スタンフォード大学とソニーが提携して、作ったソフトが「Folding＠home」。
このソフトは、無料でダウンロードでき、暇な時間にこのソフトを起動させると、なんとあのスタンフォード大学のメインコンピューターと直結して、計算能力を底上げすることが出来るんです。
わかりやすくいうと、PS3で遊ばないときにこのソフトを使うと、大学のコンピューターのお手伝いを、このPS3がやってくれるってことなんですね＾＾

この研究は、皆さんの体を作っている「たんぱく質」に異常のある病気（パーキンソン病や筋ジストロフィンなど）の人の治療法の発見に寄与できる、画期的なものです。
実際、自分の祖父も筋ジストロフィンで、日々少しずつ動かなくなる体と戦っていた一人でした。
だからというワケではないですが、自宅にあるゲーム機などでこの研究に参加できるのは、凄く名誉なことだと思ってます。


この記事で、みなさんにも、日本のゲーム機の性能がそこまで凄いもので、世界のレベルで動いているって事を少しでも知っていただけたなら幸いです♪