火花バチバチ

金曜日。お店はすいていました。
お給料日前だからでしょうか？

最初についた席はPﾅHちゃんのお客さま。
お会いするのは今回2回目か3回目です。
お店は長いらしくお店のPﾅのことはすべて知っているそうです。
誰々は信用できるとか誰々はウソツキだとか…
この日同伴したＨちゃんとも今回でお別れだと言っていましたがどうなんでしょうか？

その隣のテーブルにいたのがPﾅM姐とそのお客さま2名。
上司の男性とサバサバした部下の女性Ｍさん。
Ｍさんはこの日キャバレー初来店。
もっと怪しい場所だと思っていたそうですが、意外に健全だね～楽しいと大はしゃぎしていました。
対して男性の方のお客さまとＭ姐は険悪ムード。

お二人が帰った後でＭ姐から事情を聞いたところ、その男性はなんとＭ姐の本命彼氏。
白髪が混じる既婚者男性です。
人の縁はわからないものです。
問題は彼氏さんが隠れてコッソリ別のＰナを指名したりデートに行ってたりしてたこと。
彼氏さんと相手のＰナへの怒りで爆発しそう。
最後は「アノ女、私ノ彼氏ッテ知ッテルノニ裏切者ダ」でした。

この手の話はたまにあるんですよねー
お客さまの取り合いでも揉めますが、それが女の子の彼氏だと泣いてわめく大騒動となります。

気を取り直して、今度は日本人のＭ嬢とＳ嬢のテーブルへ。
Ｓ嬢のお客さまはボジョレーをあけてノリノリですがお連れさまはテンション低く時間ばかりを気にしています。
このお二人、7時までに来店したかったのか都内の短い距離を移動するのにわざわざ新幹線を使われたそうです。
しかし7時には間に合わず。
お連れさまは元カノの会いに行くから10時には帰るんだと言っていましたが私も途中で席をたったのでその後どうなったかはわかりません。

知っている顔を見つけたのでご挨拶。
このお客さまはいつも辞めたＰナA嬢を連れて来ているのですが、この日A嬢は居ません。
お客さま1人に女の子4人。
いつもこんな感じです。
A嬢はお店のラストオーダーが終わるころ登場。
遅っ！
さきほど怒り心頭だったＰナＭ姐も登場。
まだ沸騰中。
そのうち「アノ女、不細工な癖に生意気！」
タガログ語と英語と日本語全ての言葉を使って連呼しています。
こうなったら苦笑いするしかない周りの面々。
第三者の立場で見ているのは面白いんですけどね。

最後はみんなで社交ダンス。
腕は組まず向かい合ってステップを踏むだけなのですが、ダンス苦手です(＾＾；)
Ｐナはやっぱり踊りはなんでも上手いですね。

ふと周囲を見渡すとナンバー１のお客さまＳさま発見。
とりあえず握手だけしてご挨拶し終了しました。