66

車の運転中に噛む『ガム』を口の中に入れた温度で

外界の涼しさを体感しておりますそんな今朝、

ガムを噛みつつ口の中で平たく伸ばしていると

結構な広さになり、喜んで舌でつついていたら

上あごの裏にぴったり張り付いてしまい

思いのほか集中力が散漫になりました。


ふと散漫な脳をもって運転している最中、

目に飛び込んできた看板に


【あぶない！とりみだしちゅうい！】


と書かれていて

上あごの裏に付いてしまったガムを取り除こうと

取り乱している自分を見透かされたような気がしまして

『予言か！』

と少し興奮し、看板を通過した後


【あぶない！とびだしちゅうい！】


だったのだとやっと冷静になりつつ認識しました。

誤解と知りながらも予言された事に醒めやらぬ感情を持ち

コーナーに差し掛かったところ

色々な標識があるのに気付き

カーブを認識させるよう設置された

【>】

先にある交差点を示唆する

【＋】

道幅が減少する旨を伝える

【（略）】

などさまざまなものが掲げられていました。


なかなか賑やかであると思うと同時に

図のみで様々な情報を伝えられるのが

何故かその時は素晴らしい事と感じてしまい

自分でも作れないかと妄想しておりました。



例えば

『今日は眠いのでカレーラムネを飲みました。』

と伝えるのに

【＃　～　^+∋　∪】

とこのように

『記号のみで表現できるのではないか！』

とこの場に書き込むまで興奮しておりましたが

実際記号のみの文章を見て




『電波』

としか認識できないことを感じ、

運転中にガムを上あごに引っ付けるのは

改めて危険だと云う事を確認しました。


あらぬところから教訓を得つつ

本日はこの辺で