- 名前
- あきら
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- ♂
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 特になし
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会社は誰のためのものか?
2007年11月05日 20:16
はじめに・・・長い間ログ休んでたんで、久しぶりに書くことになりますね。
11月はちょっと意図的に減らそうと思って、登録から1ヶ月なんですがちょとね
おとなしくしていたい、そんな気分です。
何かは分からないと思いますが、ちょっとそんな気分なんですよ
タイトルを見ると何だ?って思うかもしれませんね・・
今から書くことは一切自分の私見です。つまり、絶対にそうだってことではないので、他の人からしたら「違うんじゃねぇ」って思われるかも
それでもいいです、いつもそうだけど俺は自分勝手に書くからね。今回ももちろん、その一環です。
それでは、
会社は誰のためにあるのか?この嘆かわしい問いかけで始まる一文には非常に深い意味が込められてるんですが・・・
それは、あとあと言うとして
なぜ、いきなりこんなこと書いてんの?なんて思うかもしれませんね
今急に思いたったわけじゃなく、前から思っていたんですがね。じゃぁ、何故今?って思うかもしれないけど、特に意味はありません。。
あえて言うなら、最近の赤福とかの事件がそうかな
ちなみに、皆さん赤福餅食べたことある?
俺はない。
映像見るだけでも、おいしそうに感じるけどね。
話を戻して
近頃のニュースを見ると、赤福餅だけでなく御福餅ってやつも消費期限を偽って表示していたようで
どう思います?
消費者として怒り心頭ですか?
赤福餅に限らず、古くは牛肉の偽装事件、さらには雪印乳業の表示の改ざん等々
食に関する信頼を損なうような事件が相次いでいます。
つまり、これらすべて『不正』です。
もちろん、不正に関しては食品を扱う会社だけに限りません。
三菱自動車のリコール隠し、証券会社の不正会計処理、有名なライブドア事件、最近ではNOVAが話題ですが・・・
これらも、もちろん『不正』です
ただし、これらはかなり大規模なもので、小さいものをあげれば、従業員の盗難や横領、支払い代金の着服等々きりがありません
なぜ、彼らはこういうことをしてしまうんでしょうか?
よく、「一部の社員が暴発的にやったものだ」とか言いったり、言い逃れをするケースがあります。
しかし、これらすべては会社の経営者に責任があります。
なぜなら、経営者の経営姿勢そのものが、その会社で働くすべての人の活動に対する姿勢や態度に影響を与え、まさにその会社の社風を形成するからです
すなわち、どんなに小さな過ちや不正であっても、その会社には、その行為そのものを許容してしまうような環境が醸成されていたからにほかならないのだと思います
もっと言うと、経営者が誠実性や倫理観に対する理解が欠如していたか、認識が甘すぎることにほかならないのです
そうした姿勢は従業員の態度にも影響を与えます
コンビ二を例にとってみると、(ちなみに俺の家の近くのやつ)
あるところのアルバイト店員は客が店に来ても何も言いません
また、商品を買っても「ありがとうございました」すら言いません。
しかし、もう一方の店では客に対する態度がしっかりしてます。
たかがそれだけ?って思うかもしれません・・・たかがそれだけです
しかし、もしあなたが同じ立場に立った場合次もう一度行きたいって思うのはどちらでしょうか?しかも距離的に差が無ければどちらを選びますか?
これら二つの例の違いはまさに、経営者の管理がいい加減であるからに他なりません。
今言ったことは小さいことです。しかし、長期で考えた場合どちらが安定的な利益を出せるのかは明白です。
また、管理がズサンであることは人件費等コストに対する意識もまたズサンであると思います。
また、コンビ二であれば統括する親会社がいるはずです。つまり、小さいことであっても全体的な観点からすると、とても大きなことになります
こういった小さなところから、従業員やアルバイト店員の横領は始まります
大きなものとなると、『不正』として世に知れ渡ってしまいます。
不正には一般に、不正を引き起こす【動機・プレッシャー】、実行する【機会】、行為に対する【姿勢・正当化】が関係すると言われます。
また例になるが
収入を超えた生活をしている人や特定の財務目標をノルマとして課されている場合には不正に関与する動機やプレッシャーがあると言われます。
また、不正には内部的な要因のみが影響するわけではありません。
外部環境の変化等外部的な要因も併せて複合的に生じます。
例えば、技術革新のテンポが速い会社では新製品が生まれると
旧来の製品の価値は大きく損なわれます。
そこで、多額の損失を避けようとして元の価値のまま商品を倉庫に保管しておこうとするような動機が生じることがあります
さらには、利益基調が順調な会社(毎年前年比を超えるような成績を残している会社)では経営者が不正を働く余地があると言われます。
なぜなら、ひとたび前年比を下回ればその会社の成長は止まったものと判断される可能性があり、
目標達成のために巧みな操作をするからです
しかし、こういったことを行う人間って惨めだと思いませんか?
法や基準の穴を探って巧みな操作を行う経営者とそれを防ぐための法や基準の改廃と制定。
まさにイタチごっこですね
また、どんなに巧みに偽造や改ざんを行っても法律や専門家の目はごまかせませんし、確実に白日の下に晒されます。
以前新聞で見たんですが、不祥事の発覚による損失は莫大なものとなります。
当然ですよね?
だって、仮に損失が出そうだとしても、それを適正に処理すればその場だけ(少しは信用が下がるけど)で済みます。
しかし、不正が発覚すれば、その会社だけでなく取引先にも影響し、株価の低下、従業員のリストラにより優秀な人員の流出、信用悪化・・・
一度失った信用を取り戻すのは不可能に近いです。
最悪の事態として、倒産につながる恐れも出てきます。
いま一度今回のタイトルを見ると、〔会社は誰のためのものか?〕とあります。
社長や社員のためなのか?株主のためなのか?どちらも否です
会社は人と同様に日々活動を行っています。そこで構築される関係も多岐にわたります。
すなわち、会社は、従業員や株主だけのためのものでなく取引先、金融機関、消費者等さまざまなステークホルダーのために存在するものであると言えます。
ひとたび、不正が発覚すれば、様々なひとに影響を与えるのはもちろん、経済全体に対しても負の効果をもたらします
不正を行って得をするのは一部の人間だけです、だからこそ、不正はあってはならないことじゃないですか?
しかし、こういった不正はなくならないのも事実です。過去を見れば明らかじゃないですか!
コーポレートガバナンスやCSRと言った言葉が叫ばれる昨今において、とめどなく吹き荒れる不祥事を見てもそうです
人間が存在し、社会があり続ける限り存在してしまう
一見不合理と思えるかもしれませんが、合理的です。
また、すこしすれば新聞紙上やメディアをにぎわすような大企業の不正が発覚してしまうでしょう。
過ちは繰り返されるのです
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