秋の特別公開

昨日、京都の秋の特別公開に行ってきました！
朝10時より浄土宗総本山知恩院の文化財保存修理の現場見学に応募し抽選！約四倍の枠に当選しました～！！
説明付で少人数でとっても快適な楽しい見学でした。
知恩院の三門も現在特別公開中ですが、次なる場所へ
昼から冷泉家を見学し、そのあと新島旧邸を見学しました。
いろいろと見ごたえいっぱいで楽しかったです。
文化財は日本の宝ですから、守るべきです。
しかし、近年の官庁の考え方には疑問を感じます。
木造を軽視し、なんでもかんでもメンテナンスがよいとかの理由で
鉄筋コンクリート造などにしたがる。
法規制については、特に構造面で木造が難しくなる。
また、最近の木造構造は大工さんの技術が無くてもプラモデルのような組み合わせてできてしまい。
在来の木造建築の技術がますます少なくなり、日本の文化とも言うべき木造建築がなくなりつつあります。
また、建築の文化財の多くはかなり古い物が多いですが、
近代や現代の建築の中でも著名な建築家の建物は文化として残すべき部分も多くあると思われます。
近年、大阪に多く存在する村野藤吾の建築が無くなっている事に残念に思います。
私の独断的な考えかもしれませんが、交通関係の事業に多額の公的資金を使うくらいなら、
日本文化を残す為に税金を使って欲しいと今回の見学で感じました。

（それと余談ですが、自衛隊機の戦闘機が墜落しましたが、120億でしたか･･･墜落した事に関しては非常に問題ですが、防衛にかける多額の税金については私は賛成です。）

ご意見、批判等でも結構です。なにかコメント欲しいです。