人事評価

私の会社では、今、上半期の人事評価の真っ最中です。

世間のご他聞にもれず、成果主義が導入されてからもうかれこれ
７～８年はたつでしょうか。

評価の尺度が売り上げみたいに客観的でわかりやすい場合には、
相対的に成果の序列をつけるのは比較的容易だと思いますが、
私の部署はプランニングやマーケティングをミッションとして
いるので、成果の尺度が難しいです。また、半年では結果ので
ない仕込み期間の長い仕事も少なくなく、人によっては、今期
成果なしなんて方もおられます。

個人の成果に加え、チームワークの成果も加味してトータルで
評価するなど改善の動きも散見されますが、いかんせん、評価
のプロセスは密室で透明とはいいがたいです。

終身雇用と年功序列が崩壊した今、成果主義のような考え方で
差をつけていくような評価が主流なのは理解できますが、かな
らずしも、会社の業績向上に効果的かというと疑問です。

これから改善していくには、評価プロセスをどんどん開示して
、問題点をディスカッションするようなオープンな試みも必要
かと思いますが、人事の特権のベールは厚いですね。

会社の業績に直結する社員のモチベーションは評価と切っても
切れない関係ですからES（エンプロイサティスファクション）
に努めて欲しいものです。