- 名前
- ティー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 押しに弱いんです。(来るもの拒まずかな?!)
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決して明かせない秘密の場所
2007年08月06日 18:03
先週末に契約合意前のクライアントとの会食。
中目黒でメシ→ウェスティンで仕上げを経て、
「では、これから頑張りましょう!」と
約8時間にわたる長いミーティングが終わった。
決して口外できないが某有名人。その人を丁重にお見送り、
その辣腕マネージャーが
「お疲れ様でした。では、行きますか!」
と切り出してきたのが、夜中の2時。
その半分ヤクザな人とは古い付き合いで、
なかなか得体が知れないがお洒落な人。当然怒らせると
半端なく怖いんであろう、敵には回したくない人。
二人でタクシーに乗って
「六本木通りでて・・」
「えっ?まだやってるんすか?あそこ?」
「大丈夫ですよ!心配しないで下さい」
あそことは、業態的には、いわゆるスパ?。
しかし、その人が連れて行く、っていうか男同士で
行く場所だけあって、普通のスパでないことは、
お察しの通り。
場所を簡単に言うと、溜池山王にある某高級レジデンシャル。
ムコウから見た日本みたいな独特なトコです。
その人が持っているカードキーで3重扉を通り、
EV→EVの中でもカードキーさして、12階へ。
13階は無いんで、メゾネットになっている模様。
詳しくはよくわからない。
EV降りると、たったひとつの扉。
その扉は施錠されておらず、中に入ると、
綺麗なママが奥から出迎えてくれる。
置かれたインテリアはすべてブルーで統一されている。
そのアルフレックスのレザーと、コヒバの芳醇な香りが
上手くミックスされ、男性中枢を刺激する。
現代版の「置屋」と形容したくなるその場所。
その女将とも言うべき、ママさんの手にはシガーの煙が
常に焚かれている。
彼女が座る定位置の背後のコーナーテーブルには、
100輪ほどの薔薇がブラッククリスタルの花瓶に入れられ、
僕らが座る上座から見るその景色はいつ見ても計算されつくした
感動的な構図である。
自分もつい「千利休も真っ青ですね、お茶の心得をお持ちですか?」
と褒めながら尋ねたら、ママさん凄く喜んでくれたのが前回。
それに気を良くしてくれた“半分ヤクザ”さんが
気を回してくれたのでしょう。
今回は、大きなガラスのコーヒーテーブルの上に、
直径30センチくらいのシャンパンペール。
それ目一杯にイチゴが1盛り。同じく、さくらんぼが1盛り。
威勢よくテーブルにおかれていた。それもまたなかなか壮観。
喉が渇いていたので、そのイチゴをモグモグ、
モエをグビグビやっていたら、今日の担当さんがいらっしゃった。
「どうぞ」
「お疲れ様でした/はい、また電話で」
互いに挨拶を交わし、上のフロアへ。
目測では、集合住宅の一画といえども、多分ワンフロア100坪は軽くありそうな、どでかい間取り。風呂もいくつあるのでしょうか。
なんせ、客に注文を聞くのが嫌みたいで、その代わり
いたせりつくせりのそのお店。というか変なトコ。
相手も、全身裸になり、身体を献身的に洗うさまは、
ソープというより、いわゆる身体が不自由な老人を介護する
ケアマネージャーのようで、下半身を局部的に刺激するのではなく、
全身をときほぐす独特な動きをしてくる。それに約30分。
オイルマッサージを30分。全身を口でなめまわすマッサージというか
それを30分。スパを適度に。
で、それを×2。(それが笑えるでしょう^^)
頼んでいないのに2ローテ。これにはワレ自身もすごい。
最初から最後までほとんどスタンド状態。
終わると時間は5時近く。スッキリ通り越して全身腑抜け状態。
足はガクガク。目はギンギン。アタマはレム睡眠状態。
玄関出るときに、リビングをのぞくと誰も居なく、
爽やかな小鳥のさえずりがどこかしらから環境音として
僅かに鳴っている。
「有難う」
「お気をつけて」
気づけば、駐車場の車回しから出されて、タクシーに乗せられる。
童話「ヘンゼルとグレーテル」のように、
森で迷子にならないように通り道にパンくずを置いていっても
どっちみち、通った道が違うからわからんようになってしまう。
完璧なんですよ。
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