- 名前
- キョウコ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- 音楽大好きなキョウコでした。 前の彼氏と別れてから寂しい毎日。意地悪な人が好きで、言...
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2007年01月19日 18:31
あたしが彼に告白をしてしまったのは、本当に何気ない会話からだった。
ある日の電話の最中、彼は恋人と別れたとあたしに言った。
でもあたしはどこまでも臆病で卑怯だったから、そんな彼に告白するなんてことはできなかった。ただぎこちなくならないように「へぇ、そうなんだー」って相槌を打った。
その後だった。
彼は、「今はこういう奴が可愛い」って、すごく具体的な外見の特徴をあたしに言った。いきなりだった。
頭が真っ白になった。
てっきり、もう彼には新しい彼女なり何なり…が、できたんだと思ってしまった。
それで「何だ、そんな風になるなら一回ぐらいしとけばよかったねー」なんてバカな事を言ってしまった。
そこからはもう、グダグダの展開。
彼はただ単に、こういう女が好みだからこれから探そうかなと思ってるって意味で口にしただけ。それをあたしが早とちりした。
一回ぐらいしとけば、ってあたしの発言を、彼はしつこく追及してきた。「お前いくらでもヤる相手いるだろ」とか、「俺とやりたいってこと?」なんて、今思えば全然デリカシーのない発言。あたしと彼の関係はいつだって、そういうセクシャルな部分については赤裸々だった。
その挙句にあたしは「あんたのことが好きだからやりたいって思ったけど、恋人いるからセックスとかじゃなくて一番の女友達になろうと思ってたの!」なんて事を暴露する羽目になった。
これが事実上の告白。
あたしのこの発言を聞いた彼は一瞬黙って、心底驚いた声で「お前俺のこと好きなの?」なんて、これまた最低なことを聞いてきた。
それから何を答えたのかはちゃんと覚えてない。
好きだから傍にいたくて、好きなんて言えなかったってこと。
体の関係になって捨てられんのが嫌だと思ってたこと。
そんな事を喚き散らして、あたしは電話を切った。
こんな形で告白なんかしたいわけじゃなかった。
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