- 名前
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- 年齢
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- 自己紹介
- 既婚者ですが、誠実な関係を望んでいます。 だから誰でもいいとは考えていません。 交際...
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性的欲求のツボ
2014年05月27日 22:09
「性的欲求のツボ」とは何でしょうか。ここで、面白い調査結果を紹介しましょう。最近、流行のビッグデータを使った解析結果です。
ボストン大学のオーガス氏とガダム氏は、神経科学と生物学の専門家。この2人は共同研究のテーマに「人の性行動」を選びました。しかし、この分野は調査も解析も難しい。調査対象が偏りなく代表特性を示しているか不明だし、紳士淑女たちが本当のことを言うのか疑わしいからです。
そこで彼らは「無言の告白」というべきインターネットの検索結果に着目しました。グーグル、ヤフー、ピングなどの検索結果と、アメリカンオンラインが公表した65万人分の属性情報と検索履歴のデータセットをクロス分析するというアプローチをとったのです。
その結果、さまざまな実情が浮かび上がってきました。たとえば、収拾した4億の検索ワードのうち、何と5500万個の語句、全体の13%もが何らかのエロチックコンテンツを探すためのものだった、などなど。
そして、そのエロチックコンテンツには明確な男女差がある、というのも興味深いところです。
男性に人気のあるアダルトサイトの上位5つは、すべてエッチな動画サイト。これは男性諸氏には納得感のある話だと思います。しかし、次の結果はいかがでしょうか。
女性に人気のあるアダルトサイトは、ロマンス小説や官能創作小説のサイトが上位を独占したのです。かろうじて5位にアダルト動画サイトがランクインした程度(しかも、1位サイトの5%の訪問者数)。
この結果から、オーガス、ガダム両氏は「男性は映像(=あからさまな性描写)を好み、女性はストーリー(=人間関係やロマンス)を好む」と、男女の性的欲求のトリガーを表現しました。
では、エロチックコンテンツとして女性が好むストーリーはどんなものでしょうか。それは、通称「HEA」といわれているもの。「末永く、幸せに暮らしました(=Happy -End-After)」なんだそうです。つまり、ヒーローや王子様が現れて、すったもんだの末に、2人は身体の関係を持つ。そして最後には仲むつまじく“しゃんしゃん”で終わるというストーリー展開なのだそうです。男性が好む「あからさまな性描写」が、性の営みの絶頂でジ・エンドになるのとは大違いですね。
女性にとって性的行為とは、長期間にわたる子育ての可能性をはらむもの。だから、長期にわたるコミットメントと性的欲求が結び付くというのは、なるほど納得感のある話です。
男性はやりたいだけ。
女性は相手をよく知ってからでないと無理。
こうした構図はこのサイトでもよく見られますが、
性別の差で欲求が異なっていることを理解できたら、
もっと愛し合うカップルが増えるかもしれませんね。
このウラログへのコメント
ドラマの最終回はいつもハッピーエンドを願っています!しゃんしゃん
> mariiさん
最終回がハッピーエンドでないとフラストレーションたまりますよね。
> *mana*さん
大本は違いますが、なかには女性的な男性もいます。私の場合は過程を大事にしたいと思っています。
> ちこりぃさん
女性の出逢いにはストーリーが必要なのに、男性は単純ですね。
凄くいろいろと納得です。そういう部分を理解して下さる男性にこそ女性は魅力的にうつりますしね。
> 美凪さん
お互いの性的欲求を理解し合えればもっと素敵な人生になるのでは、と思っています。
納得できます。貴方は文章がとてもお上手で起承転結があり、比喩もあり読みやすいですね。
> ☆なぎさ☆さん
こうした文章を好むなぎささんは、好奇心旺盛で、なかなかやりますね。
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