バージン

私はある養護施設の方々と仲良くさせていただいていますが

その施設は、家族のいない子どもや家庭に問題がある子どもを引き取り
自立するまで預かってくれる場所です



お父さんやお母さんと会えない、または亡くなってしまって会いたくても会えないのは
すごくさびしく感じることですが


それでも子どもたちは、たくましく育っています




施設にはもちろん女の子もいて
「お化粧を教えて」「その服、いらなくなったらちょうだいね」
などとおしゃれに気を使う歳になった子もたくさんいます




10歳の時から施設に来て、今年22歳になるBちゃんは
初めから私に懐いてくれて
今や私の可愛い妹たちのリーダー


今年、22歳になる可愛い子です



Bは私のセックスボランティアに理解を示してくれ
今日初めて、私と一緒にボランティアデビューしました



一人で行かせるのは私も不安だし、予測不能の事態に対応することを考え
私が担当している方々を、2人でそれぞれ共同で担当しようと決めました


22歳、彼氏なし（一生いらないそうです）
普段は某企業で経理のお仕事
座右の銘は「人に優しく、自分に厳しく」


10歳のころは、私の彼によく
「早くお姉ちゃんと結婚して、そしたら私を愛人にしてね」
と言っていたのが今や22歳


人生ってあっという間に時間が過ぎますね




とにもかくにも初めてだらけで緊張したようですが
滞りなくすべての方を満足させ、私も大満足


喜んでもらえる「喜び」を、伝えることが出来て嬉しかったです



何よりもﾆｺﾆｺしながら対応するのが、みなさんに気にいっていただけたようで
次のお約束もできました




ずっと心配していた「精液がかかるかもしれないこと」や「おちんちんを触ること」
に、一切嫌な顔をしなかったのが、すごくﾋﾞｯｸﾘしました


付き合ってる男女でさえ、精液がかかることを嫌がる女の子はたくさんいます


ましてや、今日初めて会った男性の精液を・・・と思ったら
私はすごく心配だらけでしたが

Bちゃんにとっては、気にする必要の無いことだそうです


「赤ちゃんが出来る種が入ってる液体だからね。
神秘的だし、かかったからって妊娠するわけじゃないし
服や身体は洗えばいいもん」



なんて素晴らしい




偏見を持たれることが多いボランティアなのに
自分から「お姉ちゃん、私にもそのボランティア参加させて」
って言ってくれたことに感動しました



なにはともあれ、今日からしばらくボランティアは2人態勢です


Bちゃんが慣れるまで、私も全力で協力したいです