- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- おまんこは神の秘術
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出会い系の女53
2013年05月30日 17:58
男は車中で考えた。
おまんに魂が入るって、どういうことだろう。
今までの、2万円の女から、今日のカラオケの女から、初めから考え直した。
きっかっけは、この男がこの人生の最終幕で、あとわずかに残された時間で、
やり残したこと、悔いが残っていることを、考えて到達した結果、
女だった。
女を知りたい、女ともっと思う存分、おまんこがしたい、
こういう欲求が沸々、心の奥底から、湧き起こってくるのはどうしようもない。
そのため、世間の標準から少ないかもしれない、500万円ばかりの退職金、全部を
女に使ってみよう、と思った。
カネなど惜しくない。
どんな形であったにせよ、人生とはドラマだ。
しかし、女抜きのドラマなんて、ドラマでない。
葛藤やウラギリ、闘争もドラマであるに違いないが、
男にとって、そんなドラマは、も、十分である。
そんなドラマを経験したからといって、これからさき、なんになる。
そういう思いが65になる男にはあった。
悔いだけが残った。紛れもない事実だ。
男が切り捨ててきた女とは、一口に、未知であった。
一番、近しいイキモノが、未知であったとは。
なぜ、こういうことが起こったんだろ。
生まれて死ぬまで、誰でも女と関わらない日はない、
しかし、
未知である。
母親から兄弟姉妹、学校の同級生から、会社での同量まで女とは頻繁に関わっている。
果ては、ババアまで。
しかし、未知である、
何一つ、わかっていない。
この年になって、女を知りたい、女とやりたいという欲求が、湧き起こらなければ、
この男の人生もすこぶる穏やかに終わっただろう。
しかし、知りたいというパンドラの箱を自分から開けた。
そして、男は2万円の女の、あの鮮烈な真っ赤なピンクのおまんこで、感動した。
出発点は、感動だった。
人は感動すると、謙虚になる。
自然に感動すれば、自然を畏怖するようになる。
神の奇跡に感動すれば、跪く。
ある意味で、女=おまんこ、である。
別な意味で、おまんこ=女、である。
つまり、この男は、まだ、女は未知で知らないが、
見えないオンナに跪いたのである。
ここのところが他の男と、まったく違った。出発点が違ったのである。
すると、もう一つ違う点がはっきり、浮き彫りになる。
女とは、世界中一般に、そしてこの国では特に、
差別であった。
女とは男の奴隷で、支配下にある。
これが人の今日までの歴史的な事実だ。
証拠にヒーロー英雄と言われる者たち、アレキサンダー、カエサル、チンギスハーン、
皆、女でない。
例外を除いて、一般的に女は権力者から対極にある。
反面、平和と愛情が、女の特性になっている。
悪い意味で女々しいと表現されることもそうだ。
4000年間、女とは男に圧迫され続けられてきたと言ってよい。
しかし、この男は女に感動した、
先の通り、みえないオンナに跪いたのである。
感動を味わったこの男が、見える女とおまんこしても、謙虚になるのは当然である。
この男がおまんこしても無意識に、女にたいして、どこかで謙虚になっているのだろう。
やさしいとかでない、
男のやさしいとかは欺瞞で、まんこを求める手段に過ぎない。
この男は2万円の女にもカラオケの女にも、やさしいで接していない。
どちらかというと、ぶしつけである。
下心あるやさしい男は、決しておまんこ舐めたいとは、いきなり言わない。
女に嫌われるようなことは決して口にしない。鉄則である。
しかし、この男に、鉄則はない。
この男の見えないオンナに対しての謙譲さが、見える女に、安心感と開放感を与えたのだろう。
原始的なフェミニストである。
男は女に、感動を見ている。
今まで一顧だにしなく、切り捨ててきた女に、
感動を見た。
それがおまんこであってもだ、
おまんこだからこそ、感動が大きく膨れあがったと言ってよい。
キタナイと思われていたまんこが、一転、感動の対象になった。
まさに、コペルニクス展開であった。
こういう男は珍しいかもしれない、
珍しかろうとなかろうと、ヒトはあるところに感動すると、そこから、人生は変わる。
誰でもヒトは、ハナシを聞く、
聞いたハナシで人生が変わるヒトは、なんぼでもいるのだ。
物語を読んで人生が変わる、音楽を聴いて人生が変わる、なんぼでもあることだ。
この男も変わった一人に過ぎない。
見えない女に跪く謙虚さが、見える女のおまんこに魂を入れたと言えるかもしれない。
永遠のフェミニストを、見える女のおまんこに移植したといってイイ。
見える女はおまんこを通して、永遠を手に入れたかもしれないのだ。
これが、おまんこに魂が入った、ということであろう。
永遠を感じた女は、ホントの自分に出会った瞬間だ。
ホントの自分とは、宇宙にベースキャンプができたことを意味する。
そこを基準に、方角ができることだ。方角ができれば、時間も発生する。
ベースキャンプができる前は、漂流していただけだ。
自分に永遠が入り込むと、つまり、タマシイが入り込むと女から人間に昇格する。
確かにおまんこをもっているから女に違いないが、
それだけでない、
同時に人間でもある。
おまんこの質が上がったとは、そういうことであろう、
言い換えれば、人間のおまんこになったといってよい。
男は、車中1時間半、ずう~っと、このことを考えていた。
自宅近くについた。
夕飯にはまだ時間がある、3時半を回ったところだ。
図書館に寄った。
夕方近くで人気が少なかったと見え、中に入ると、向こうのテーブルに、
青木が居眠りしていた。
この男から声をかけることはないが、今日は、かけたい気分だった。
青木さん、
青木は、声をかけられたので、ビックリして目をまん丸くして振り向いた。
やあ、きみかあ、
はい
男は向かい側に据わった。
座ると同時に青木は話を始めた、人の話しは聞かない質だ。
知ってるだろ、営業のオレと同期の佐藤、
はい、
あれがな、脳卒中で倒れて半身不随になってる、も、3年だ。
青木は70である、ガンで余命、あと5年と言われている。
奥さんがかかりっきりで、歩行もままならない、言語障害もまともにしゃべれない。
思い通りにならないから、いつも、イライラしているらしい、奥さんがこぼしている。
そうすると、オレは、まだマシらしいかな、ハハハハ
笑ってはいるが、力がない。
元気出してください、
とは、安易に言えなかった。
目の前に、半分死んだような男が、口を動かしている。
半分死でいる男も、感動があれば、
生き返って、人間になれるのだ。
男は、確信した。
カラオケの女は、まんこに魂が入って、レスから人間になった。
このウラログへのコメント
新たな500万の使い道
楽しみです
新展開に期待!
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