- 名前
- ポメリー
- 性別
- ♀
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ウラログでは、お酒のようにくらくらと心酔わせるお話を綴れたらいいなと思っています。 ...
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【お題日記】下着の上からの愛撫は好き?
2012年03月20日 14:18
『ランジェリーの誘惑』
浴室で1人、丹念に身体を洗う。
素肌に残る雫を拭きバスタオルを巻いて部屋に戻ると、ベッドの上には新しいランジェリーが用意されていた。
「今日はこれを纏って。」
彼が肩紐の部分を持ちあげて、私に見せる。
胸元が幅の広いレース使いのミニスリップ。
柔らかなピーチピンクのサテンの生地が艶やかで、可愛らしさの中にもほんのりとした色香を感じた。
それとお揃いのショーツは、フロント部に花の刺繍が施され、両サイドがリボンで結ばれていた。
ガーターベルトも組になっているようで、同じ刺繍が大きめに入っていた。
「手触りがね、いいんだよ。」
ベッドに長い脚を投げ出して、上半身を枕で少し上げるようにして横たわる彼が言った。
早く着てみて、と促す彼の言葉に、はいと小さな声で返事をしてベットサイドに立つ。
彼の前で着替えることへの恥ずかしさから彼に背中を向ける形で、バスタオルで前を隠しながらスリップを手に取る。
爪先から両脚を入れて、肩へと持ち上げる。
胸元のレースは予想以上にストレッチが効いて、私の乳房をぴたりと包む。
乳首がはっきりと透けるレースに、恥ずかしさが募る。
手触りの良いサテンの生地を捲し上げて、ショーツを脚に潜らせる。
腰骨の辺りで結ばれたリボンは、ちょっと触れたらするりとほどけてしまいそうだった。
ガーターベルトを腰に巻きつけ、ベットの端に腰を下ろしてストッキングを履く。
少し厚手のストッキングは、肌色よりもずっと白くてさらりとしていた。
レースの部分は色のないチューリップが沢山咲いていた。
「可愛いストッキングね。」
「ああ、お前に似合うと思って。それに、網タイツは好きじゃないんだよ。」
立ち上がって太ももまでストッキングを引き上げる私の後姿を眺めながら答える彼。
ガーターベルトのストラップをショーツの中を通して引き出し、太ももの前で留めている私に彼が近づく。
ベットに片膝立ちのまま、彼が後ろのストラップを留めてくれる。
微かにふれる指の関節がくすぐったい。
「ベッドに横になって。」
いつまでも背を向けている私に彼が声をかけた。
そろそろと仰向けになると、彼の視線が私の胸元から爪先までゆっくりと注がれた。
それだけで、じわりと滲んできてしまう。
私は太ももを合わせて、モジモジさせた。
「…可愛いよ。」
彼が耳元で囁いて、左の頬にキスをくれる。
ゆっくりと、口元へと移動しながら優しいキスは続く。
思わず、吐息が漏れてしまう。
唇を合わせたまま、彼が私の上に跨り左手を私の身体にそっと乗せる。
左肩に置かれた手。
働く人の手をしている彼。
私はその手が好きだ。
頑張っていることのわかる手だから。
左肩から二の腕、そして手首まで下ろされ、太ももから左の乳房の下まで流れるように動いた。
そして、その手が私の乳房をふわりと包む。
「は………ぁ………。」
手の動きにあわせて、長い吐息が出てしまう。
「どうしたの? まだ、乳首触ってないよ?」
そう言いながら、彼の指は乳房だけをゆっくりと撫で回してゆく。
レース越しの感覚がもどかしい。
乳房の下や脇を撫で上げるのに乳首には触れそうで、触れてくれないのがもっともどかしい。
「んんんんん………っ。」
身体を捩じらせて、下唇を軽く噛む。
「乳首触って欲しいの?」
彼が余裕のある眼差しで見つめている。
私は眉間に皺を寄せながら、薄目を開けて彼を見つめて、小さく首を縦に振る。
「ちゃんと、言って。」
「ええっ……。」
恥ずかしくて言えない私を、彼は更に弄ぶ。
呼吸が荒くなっていくが、どうしても言葉に出せない。
「ちゃんと言えたら、舐めてあげる。……言って。」
「…………………。」
花模様のレースを押し上げるかのように隆起した乳首は、私よりもずっと正直に彼におねだりしている。
早く、触ってと。
彼は私の言葉を急かす様に、爪先でその先端を弾いた。
「いっ、いやぁっ。はぅっ。」
私は身体を仰け反らせて悶える。
早く、早く、もっと触れて欲しい。
搾り出すように、恥ずかしさを堪えて声にする。
「……舐めて、下さい。」
「舐めるの?どこを?」
「…ここ。」
「ここじゃ、わかんない。」
「…………乳首。」
居た堪れない気持ちで、瞳をぎゅっと閉じて彼に伝える。
「誰の?」
「え…………。」
「誰の、なにを、どうして欲しいのか、ちゃんと言って。」
戸惑う私に、彼の指先が乳首を責める。
「うぅ……ん。……私の……乳首………舐めて。……………・舐めて、下さい。お願い……っ。」
その言葉と同時に、彼の唇がレースの上から私の硬くなった乳首を含んだ。
そして、前歯でその先端を挟んで、こりっと軽く噛んだ。
「はああぁぁぁぁっっつ!!いっ………いやぁ。」
彼の両手が、スリップの滑らかさを確かめるかのように身体のラインをなぞり、太ももへとかかる。
勢いよく太ももが開かれ、湿って色合いが深くなったショーツの当て布の部分が晒された。
「いや………。」
脚を閉じようとした私の間に入り片手で太ももを押さえつけ、空いている方の指先が湿った部分を上から下へとなぞった。
スルスルとした布地の感じが、心地好さを掻き立ててゆく。
ああ、気持ちイイ……。
仰け反る首筋が、声にならない声をあげる。
薄く開いた唇が、小刻みに震えてしまう。
滑らかな指の動きにあわせて、腰が揺らいでしまう。
水気をたっぷりと吸った当て布の横から、彼の指が分け入ってくる。
花芽を愛でることもなく、指先はただ私の深いところを目指す。
奥に潜む蜜を探り出すために、二本の指が様々な動きをみせて、私に快感を与え続ける。
くちゃくちゃと厭らしい音と共に、私から女の匂いが放たれてゆく。
「あ……。ダ…メ……。」
喘ぎながら、力なく漏らす言葉。
ショーツの中で、堪えきれなくなったモノがお尻まで伝い、滴るのが分かった。
彼の指は私の中で動き続けながら、別な手でショーツのリボンを解いた。
するっとした感覚がお尻の頬を撫でて太ももへと落ちるのがわかった。
「そろそろ、逝かせてあげよう。」
彼が充血して膨らんだ花芽を啜った。
「ひぃっ………いぁ…………っっつ!!!!」
爪先まで伸びきった両脚の間から、温かいものがシーツへと沁みていくのをお尻で感じながら、私は彼の首にしがみついていた。
身に纏う艶やかなランジェリーは、男をそそるものだけではないことを、その日私は知った。
このウラログへのコメント
男の視線を浴びて敏感な部分が繊細に反応し、女を意識させる、ワクワクドキドキ感を更に引き立てる
思い描いた通り、感性が高い方ですね?ストリングはお口で解きたい…お風呂上がりの芳しい香りが漂います。
> LEONLEONさん
普段身に纏っている日常も、こんな風に非日常になると、高揚感を誘いますよね。
> 翔パパさん
まぁ…。どのように思い描いてくださっているんでしょうねぇ(笑)
お口で解く、というのがまた官能的なのかもしれませんね。
> トマトケチャップさん
きっとこの言葉をご自身のログに記されたら、素敵な女性からのラブコールが鳴りっぱなしになっちゃうかもしれませんよね。
> テシェキュレさん
リアルに想像してくださってありがとうございます。
ゾクゾクするって嬉しい言葉ですね。
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