- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- おまんこは神の秘術
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秘湯3
2011年11月02日 09:55
ここの秘湯はシカやサルはいない、代わりにジジイとババアがいる。
名が知れた温泉だが客はいたって少ない。ほとんど誰もいないといってよい。
ジジイとババアは耳が遠いし足は遅い。お代は前に払ったか後で払ったか忘れた。ジジイとババアは客がいることすら忘れているようだ。
それが分かっているから、コンビニでビールとつまみを大量に仕込む。別に注文してもいいのだが、何しろ相手がジジイとババアだから難儀する。
露天風呂はないが、中に二つ大きなのがある。周りは窓に囲まれているから見ようによっては露天風呂に見えなくもない。
当然、ビールを飲みながら女とハメル。ここの温泉は赤茶けているからどうも鉄分が多いようだ。下がタイルだからやはり、バックが無難だ。
ビールを飲んでいるから当たり前だが酔う。女も酔う。外に小川が流れている。これが冷たい。
窓にガラスはない。おもしろがって小川に入りに行く。ハメル。石ころだらけだから、当然バックだろう。
冷えるから中の暖かい方に行く。ハメル。
そんなことしながら繰り返し遊んでいたな。
ビールも尽き、食い物もつきてかなりな時間が経った。お昼頃行って3時は過ぎただろう。
もちろん酔いなんぞは冷めているし、二人とも疲労困憊だ。
帰りがけにジジイとババアに挨拶して帰ると、二人とも目の色がキラキラして元気になっていたようにみえたな。
耳ははっきり聞こえている様子だったな。
帰りがけ女は言ったな、ぼそっと、
あのじいさんとばあさん、別人みた~い。
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