- 名前
- てぃあ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 最近言われたのは、いい恋愛をしていい年の取り方をしたってこと。女友達に言わせると「乙...
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ピリオド
2010年02月25日 17:09
昨日のデジログにも書いたように、
元彼がうちにやってきました。
彼はまるで何もなかったような素振りをして、
ネット環境の問題を解決すべく、
いろんな事をしていたのだけど、
何せうちに来たのが夜の11時過ぎ。
そしてちょっと私のパソコンに問題があったりしたこともあって、
結構時間がかかっちゃって。
横で見ているだけしかできなかった私は、
つい、うとうとしてしまったりして。
しばらくして少し休憩、という話になったとき、
彼が私に言ったの。
「最後にもう一度だけしていい?
そうじゃないと、自分の中でピリオドがやっぱり打てない」
そうだよね、一方的に私は理由も言わずに、
彼に「もう会えない」と電話で言っただけで。
それで、彼に話した。
どうして彼にもう会えないと思ったのか。
これ以上続けるのは無理だと思ったのかを。
その上で、私は、
「好きなようにして良いよ」
と私の身体を明け放した。
してたって、全然私は、よくない。
彼が求めるままに、要求するがままにした。
だけど、感じてるふりとか、そういうことはしなかった。
そんなの、するのは簡単だけど、
嘘をつきたくなかった。
途中で、彼に言った。
「つまらないでしょ?
感じてもなにもいないし、そんなふりもしないから」
そうしたら彼は言った。
「いや、それでいいんだよ。
そんな風にされたら、余計に未練が残るから」
そのあと、ネット接続とかの作業が終わるまで、
合間を縫うように、朝まで私は抱かれた。
こんな終わり方しかできなかったけど、
それは私が彼に誘われるがまま、
ずるずるとつきあっていたせいもある。
でも、彼が居てくれたことで、
私は一番寂しくて悲しい時期を、
彼に救ってもらった。
ありがとう、それでも私は救われてたのよ、
そういうと彼は、
あの頃は、本当に辛そうだったもんな、
力になれて良かったよ、といった。
帰り際の彼に、
ありがとう、って言ったら
彼はベッドからでていた私の二の腕にキスをして、
そして朝、またね、って帰って行った。
高校の時から年月を経て、結ばれた夜、
部屋にはイエライシャンの花が咲いていて、
部屋中に甘い香りを漂わせていた。
きっとまた花が咲いたら、
彼のことを思い出すかも知れない。
けれどもそれは、もう過去のこと。
携帯を開いて、待ち受け画面にしているあの人の写真に、
「終わったよ、全部。
全部終わった。」
そうつぶやいて携帯を閉じ、眠りについた。
あの人は今何をしてるかな。
送ってくるはずのものもまだ送ってこないし(笑)
自分のことでいっぱいいっぱいになると、
後回しで良いことは全部後回しにするひとだから(笑)
でも、そんなあの人が私は好きなんだ。
これで良かったんだ。
そう思った。
今度彼に会うときは、きっと同窓会とか、そんな時。
何もなかったみたいに、笑って話をすると思う。
それでいいんだよなって、今は思う。
けど、感謝してる。
私を愛してくれた彼を。
私を救ってくれた彼を。
ありがとう。忘れないよ。
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