桃太郎

四日目、いくら若くても流石にエネルギーがつきはてはた、

宿に帰るとやはりお説教が待って居た、

ある日付き添いの一人がこの街の話を聞いてきた、街の沖合に島がありそこに鬼が住んで居るそうな、
しかもメス鬼ばっかりで街の男を拐い種族を増やしているとか、
それでこの街に男が居なくなり女達は生活に不自由してるとか、

それなら俺が鬼退治に行けば少しは世の為になるだろう、
おじぃちゃんやおばあちゃんが認めてくれるだろう、

準備万端と意気揚々と鬼退治に出かけました、


小さな舟に四人が乗り、島の入り江に着きました、

少し歩くと鬼の住みかの入り口に着きました、

表の看板にようこそ鬼が島にと派手なイリミネショーンで書いてました、
その横には顔写真で好きな子を選べるようになってました、
これではまるでソープかキャバクラみたいと思いましたが、取り合えず中へ入りました、


薄暗く奥はうるさいぐらいの話し声と音楽が流れてます。

メス鬼はナカナカの美形、スタイルも良くこれでは男達は街に帰りたがらないのは当たり前です。
でもそれでは人間が困ります。
俺が何とかしなければと桃太郎は思いました、