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【お題日記】ライブに行って心が震えた瞬間【何でも生は良い物です】

2025年02月06日 12:27

【お題日記】ライブに行って心が震えた瞬間【何でも生は良い物です】

ホールで有名なオーケストラコンダクターも流石に良いですが
古民家で少数人数のマイクを通さないライブ
ヴァイオリンルーツとも言える古楽器演奏は心が震えましたね

元々は中国二胡が原型となりシルクロードを渡る間に変化し
演奏方法も二胡は股に挟んで固定して弾いてたのが
ダンス演奏に踊りながら弾けるように肩に当てて固定
音色民族楽器は敢えてノイズが入るように
三味線でもビリンバウでもカンリンバでもビーズを入れたり
蜘蛛の巣を貼ったりしてビビり音を加えてますが
ダンスバックミュージックから音楽として楽器音色を純粋に聴くようになると
ノイズが邪魔になり澄んだ音を求めるようになり
ヴァイオリンに於いてはダンスの為の肩に当てて下半身を自由にする奏法から
より身体の自由と音色を直接確認しながら演奏できる肩と顎で挟む奏法に変化した

そんなシルクロード途中の古楽器の中でも異彩を放ってたのが
二胡に始まる弓は往復運動になり長音が出しづらく
弓の代わりに回転ドラムが常時弦に触れてる物が有って
逆に常に回し続けて音が止む事が無く
回転を止めたらドラムが弦の振動を止めてしまうので
余韻も何もない
しかも4本の弦全てにドラムが当たってるので単音は出せない
従って独特の奏法になりますが
色々な時代の古楽器を収集している演奏家のライブ
秋でしたが、窓を閉めて部屋の湿度と温度に3時間ほど慣らせてから
ケースから取り出してからしか楽器が耐えられないとの事で
そんな繊細な楽器マイクを通さずに聴けたのは感動物でした

一曲演奏後に、有名な曲の原曲だけれど、何か解るかと言う質問に
グリーンスリブス」と答えると驚いたように
「よく解ったね、調もテンポも違うのに普通は解らないよ」と
何か、私は変調しようが音を間引こうが元の曲が分かるようで
例えばヴェートーベンの第九(合唱)の有名な部分は
日本の童謡の「夏の思い出」の冒頭から
【夏が来れば 思い出すはるかな尾瀬 とおい空きりの中に 浮びくるやさしい影 野の小路みず芭蕉の花が 咲いている夢見て咲いている水のほとり】
この部分を途中に挟んでも違和感は無くて、元の第九に戻しても同じ
【夏がくーれば】の伸ばす部分に有った筈の音を抜いてスラーで伸ばしてますし
調も違うけれど転調して弾けば原曲が第九だと解かりますね

昔、話題になった「あっぱさんま大先生」のエンディングの【記念樹】は最初から
ふざけて【どこまで行こう 道はきびしくも口笛を吹きながら走って行こう】と変えて歌ってました
かなり過ぎてから盗作騒ぎになってましたが初見で同じと思ってたので
やはりな・・・と、言う感じでした

太陽がいっぱいの音楽は、菅原洋一の「今日でお別れ」作詞:なかにし礼,作曲:宇井あきら
私には完全にパクリとしか思ってません
https://www.youtube.com/watch?v=3XrA-ygS5ek

余談ですが有名なヴァイオリンと言えばストラディバリウスを思う人が多いと思いますが
音色で言えばアマティの方が良いと言われてますが
アマティを演奏する人は殆ど居ません
バロック時代までのアーチと、現代演奏に向くアーチの違いで
アマティは現代演奏用の改造が困難で
ストラディバリウスやガルネリは改造に向いていたのと
アーチ(共鳴箱の丸みの深さ)によるもので
指板と共鳴箱との角度も違っているので
構造から変えなければならないのに対して
ストラディバリウスは指板等の交換で済むのと、いつでも元に戻せるからですね

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