亡き妻へ献杯

長文になるであろう…昨夜の晩酌。
今日は亡き妻の命日。

妻との別れは、１３年経っても忘れることができません。妻は38歳のまま…。

「この入院は、もう退院できないよ。」と、ドクターに言われちゃった。
と妻が微笑みながら言ってきました。
あと、どのくらい生きられるかの質問には、答えたくないとドクターに言われた事も笑いながら、話してくれました。
看護師だった妻に、ドクターも嘘はつけなかったんでしょうね。

私は明るい癌患者を目指して頑張るね。

最後まで微笑む妻でした。

死の知らせが来た時、正直ホッとしたのを覚えてます。もう、激痛から解放されたのだと。

でも、毎年この時期悲しみに襲われます。
一緒に行った土合駅。
上高地にかっぱ橋。
大正池は綺麗だったね。
秩父も行った。
思い出語ったらきりがない。

病床で妻が、私には子どもがいないから悲しむ人はいないから大丈夫…

そう、言われたとき、「僕が悲しむよ！」
と、言えなかった。
死と向き合う妻に、なんて言えば良いか分からなかった。
抗癌剤治療から対処療法に切り替えた妻の頭髪は、髪が生え始め、透き通るような肌にベリーショート！
「Ｙちゃんベリーショートにあってるね。」
それが私から妻に伝えた最後の言葉。
何いってんだか…
何が正解か未だ分からず。

ほーらね、長文でしょう。
このぐらいにして、

献杯