EUの銀行株価軒並み30%安

アメリカのSVBの破綻から始まった金融不安がEUへ飛び火している。
クレディスイスで終わりではない状況になって来た。
ドイツ、フランスの有名バンクも軒並み金融不安前の3割程株価が下落している。
その中で一番注意しておかねばならないのがドイツ銀行だ。
扱う金融商品は国債などの債券、CDS（クレジットデフォルトスワップ）、金、石油、株投信
とあらゆるものに及びその扱い額は7500兆円にも及ぶ。
以前からCDSの支払いで50兆円程支払った（ギリシャ国債デフォルト）とか、マネロンによる制裁金
が多いとかとかく噂のある銀行ですから、破綻するとリーマン級の金融不安が起きるだろうな。
ドイツ帝国銀行が資本注入してくれるのかも分かりません。(以前メルケルは資本注入しないと言っていましたけど。そういう状態に陥ったら資本注入せざるを得ません)
この株価下落を受けて、ショルツ首相は「ドイツ銀行は効率的で高収益の銀行だから不安は無い」とアナウンスしています。
ともかく今週のEUの銀行の動向には特に注意を払う必要がありますね。