日立製作所に見る変異性

日立は元々重電メーカーでした。高度成長期には半導体や総合家電メーカーでもあり
パソコンを作ったり、原発事業なども行った時期もありました。
今はハードは無論主力事業ですが、ルマーダを基幹としたDXメーカーに変身しているのを知っている方は少ないと思います。
ルマーダ事業（ソフトウエア）は既に売り上げ1兆円を超え、さらにアメリカの
ソフトウエア会社グローバルロジックを約1兆円で買収して一層の相乗効果を狙っています。
工場内の様々な様子（従業員の動き、電圧、火花、雑音、煙、映像）をデータ化して、トラブルを未然に防いだり品質を向上させたりする事が目的です。
それ以外には海外展開している鉄道事業にもルマーダ＋グローバルロジックの相乗効果で
効率的安全な運転が出来ようなシステム作りの目指しています。
ハード一辺倒の会社も変われば変わるもんです。
今後の日立SSに期待。