鎌倉殿と北条氏

NHK大河ドラマは北条氏が天下を取るまでの、権力抗争を描いている。歴史上あまり知られていない比企氏や三浦氏などが出て来て面白いですが、主人公は北条義時みたいです。確かに義時は北条が天下を取って行く過程では欠かせぬ人物です。北条氏は歴史上有能な人物を輩出しています。現在、義時の息子も出ていますが、この息子が義時よりもすごい人物になるのですよ。名前は北条泰時と言います。泰時は天皇方と真っ向から戦さをして、後鳥羽上皇を含む３上皇を島流しにまでするのですが、（まだ義時が生きていたが実際戦ったのは泰時）天皇上皇と戦って全く非難されず、堂々と戦後処理をしています。この承久の乱以降、完全なる武士政権が確立されます。泰時のすごいのはその後の武士政権の基となった御成敗式目を定めた事にあります。詳しくは別の機会に