全国住みたい街ランキングの発表で思うこと

「全国住みたい街ランキング」は、ウェイブダッシュが運営する地域応援サイト「生活ガイド.com」の会員が



住みたい街として選んだ市区町村をランキング化したものです。



2021年度ランキングが5月に発表されました。



1.横浜市

2.札幌市

3.東京都港区

4.東京都世田谷区

5.福岡市

6.大阪市

7.名古屋市

8.京都市

9.神戸市

10.那覇市



毎回ランキングに大きな変動はなく、人気度は安定している。

あくまでもイメージにすぎないのだが、日本人はどうやら横浜が好きなようである。

また、都会に住みたい、都会が便利という意識も根強い。

札幌、那覇に関してはリゾート感覚もあるかもしれない。

選ばれた全ての都市がそれどれの地域のブランドエリアであり、

その地域名だけで住居を決める目安となっている。

たとえば、京都の人は住所を京都市と言いたいわけで、

宇治市でもないし、滋賀県の大津市でもない。

本当は京都市の田舎よりも大津駅の近辺の方が便利であったりするのですが、

地元意識は全く異なっていたりする。

京都人が京都市以外に住むことを、都落ちと平然と言ってのける文化があるのだ。

こうした意識がある限り、こういうランキングはあまり変動しないだろう。