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インフルエンザの歴史を知れば、コロナウイルスの未来が見える

2021年05月23日 04:26

世界中コロナウイルス騒ぎが収まりませんが、歴史を知れば未来がわかります。



そこで、インフルエンザの歴史について調べてみました。



人間とインフルエンザの付き合いには非常に長い歴史があり、



インフルエンザの発生起源紀元前のようですね。



世界最古の文明といわれる古代エジプトには、



すでにインフルエンザと思われる症状を呈する病気が存在していたと言われています。


ただもちろん、この時代にインフルエンザウイルスを同定するような方法はなく、



あくまで残された症状の記載からの推測、ということにはなります。



その他、古代ギリシアの有名な医師、ヒポクラテスの残した文献に



インフルエンザと思われる症状の記載があったり、



日本でも12世紀前半に「しはぶきやみ」(咳の病)という病名の記載があったり、



世界各地でインフルエンザと思われる病気が昔から存在していたことが見てとれます。



17世紀に入り、色々な病気の病原菌が次々と発見されるようになりましたが、



それでもインフルエンザウイルスの発見はされず、その後も大流行を起こしたりしながらも、



その病原体は長らく謎のままでした。



1918年から1919年にはインフルエンザウイルスのH1N1型が病原体となる、



有名な「スペイン風邪」が流行し、何と約5000万人もの死者を出しています。



その後1933年に、ついにインフルエンザウイルス



インフルエンザの病原体であることが実験によって示されました。



インフルエンザの歴史を知る限り、2000年以上、人類インフルエンザと戦ってきたのです。



そして、インフルエンザと共存し、文明は栄えました。



おそらくコロナウイルスインフルエンザと同様に消滅しないと思います。



ワクチンの接種が進んだとしても、社会がコロナウイルスありきで再構築されるのではないのでしょうか。



かつてホモサピエンスが進化して、他の動物を支配したように



突如として、新しい生命体が古い生物を駆逐する現象の可能性もあります。



人類はそろそろ駆逐の道をあきらめ、共生する覚悟を持つべきではないかと考えております。

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